2018.12.09 |暮らし    1

猫が母になつきません 第126話 「たべない」

うちではドライのキャットフードをフードディスペンサーに入れてストックしています。ハンドルをくるんと回すと毎回同じ量が出てくる仕組み。なかなか便利です。しかし「一回のご飯はハンドルひとまわしだけね」と何度言っても、母に頼むといつもフードは器に山盛り。確実に10まわし以上です。いつもの1食分は底にたまる程度の量なので、猫はその違いを怪しんでか、盛り付けが食欲をそそらないのか山盛りに口をつけようとはしません。家族でずっと犬を飼っていたので母はその感覚でたくさんやってしまうのでしょう。犬なら大喜びで食べます。《動物→餌いっぱいやる→がつがつ食べる》が当然だと思っているので、山盛りだからなんていうデリケートな理由で動物が餌を食べないなんて母には信じられないらしい。確かに…猫の繊細さは人間以上かもしれません。母はもともと繊細さとは無縁ですけどね。

【作者プロフィール】
nurarin(ぬらりん)/東京でデザイナーとして働いたのち、母とくらすため地元に帰る。典型的な介護離職。モノが堆積していた家を片付けたら居心地がよくなったせいかノラが縁の下で子どもを産んで置いていってしまい、猫二匹(わび♀、さび♀)も家族に。

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第1話  「しらない」
第2話  「かたづけ」
第3話  「みかく」
第4話  「うめぼし」
第5話  「パソコンその1」
第6話  「パソコンその2」
第7話  「ない!」
第8話  「猫と母」

第9話  「けいたいでんわ」
第10話  「こっせつ その1」
第11話  「こっせつ その2」
第12話  「こっせつ その3」
第13話  「カルシウム」
第14話  「バイリンガル」
第15話  「すれちがい」
第16話  「ひとりじめ」
第17話  「かたおもい」
第18話  「ながでんわ」
第19話  「なぜここに」
第20話  「メメントモリ」
第21話  「きかない」
第22話  「スイートコーン」
第23話  「モシモシ?」
第24話  「いる!」
第25話  「ねがいごと」
第26話  「でまかせ」
第27話  「あかない」
第28話  「けいたいしない」
第29話  「できる」
第30話  「かくしんもてない」
第31話  「かくしんもって」
第32話  「こぐんふんとう」
第33話  「おさつ」
第34話  「しめる」
第35話  「ねむれない夜」
第36話  「怪談」
第37話  「そうじ」
第38話  「タイマー」
第39話  「かぎ」
第40話  「ねこにこばん」
第41話  「なつかない」
第42話  「けさないで」
第43話  「ふとん」
第44話  「さび」
第45話  「じかせい」
第46話  「おなかすいた」
第47話  「茶トラ」
第48話  「かえして」
第49話  「むかで」
第50話  「むかで─猫の場合─」
第51話  「今年もうめぼし」
第52話  「わびのごはん」
第53話  「ほんやく」
第54話  「さびのブラッシング」
第55話  「がいしょく」
第56話  「しょうじ」
第57話  「こけ」
第58話  「だかれる」
第59話  「茶トラ-その後」
第60話  「もちかえる」
第61話  「ひとりあそび」
第62話  「ハマる」
第63話  「ひみつへいき」
第64話  「にそくほこう」
第65話  「おどかしたい」
第66話  「やめない」
第67話  「かいたい」
第68話  「ねむりたい」
第69話  「あまもり」
第70話  「さびのごはん」
第71話  「うちまちがい」
第72話  「おなじです」
第73話  「ひっつき虫」
第74話  「あそんであそんで」
第75話  「ぶっとばす」

第76話  「メリークリスマス」

第77話  「おとしだま」
第78話  「ぶっとばしてみた」
第79話  「やっちまった」
第80話  「にげられる」
第81話  「むしして」
第82話  「ストレスはっさん」
第83話  「毎日アクロバット」
第84話  「しはんせいき」
第85話  「せいする」
第86話  「やぶる」
第87話  「ひじょうじ」
第88話  「つかえる」
第89話  「あける」
第90話  「立つ」
第91話  「はる」
第92話  「ちらかす」
第93話  「グルーミング」
第94話  「とまる」
第95話  「るーてぃーん」
第96話  「つかまえる」
第97話  「季節のめぐみ」
第98話  「しゃしん」
第99話  「ゆめ」
第100話「続・今年もうめぼし」
第101話「まだまだうめぼし」
第102話「ゆずれない」
第103話「ストップ再利用」
第104話「きづかれる」
第105話「いま?」
第106話「あっというま」
第107話「のまない」
第108話「つけない」
第109話「つかない」
第110話「ドライブスルー」
第111話「るすでん」
第112話「リフォーム」
第113話「かいかえる」
第114話「ピンク!」
第115話「足元注意」
第116話「にらまれる」
第117話「さがしもの」
第118話「こっせつ_その後」
第119話「はかない」
第120話「猫の手」
第121話「やればできる」
第122話「あっとうされる」
第123話「おしまくる」
第124話「ゆだんする」
第125話「いただく」
第126話「たべない」
第127話「いるやつ」
第128話「さむい」
第129話「きこえてる?」
第130話「いぞんする」
第131話「はいらない」
第132話「おかないで」
第133話「つける」
第134話「はなせる?」
第135話「あじみする」
第136話「きになる」
第137話「すいてた」

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  1. イチロウ より:

    犬と猫は、全てにおいて、違いますからね~。 

    食事作法(?)も、犬のようにガツガツとは食べませんし。 一度に大量に食べることは絶対にしませんので、キャットフードのメイカーも飼い主さんの便宜を考えて、一回当たりの食事量をパウチに入れたものを売り出している程です。

    我が家の猫達も同様で、一回当たりの食事量は少ないです。 ただ、私が現役時代は、毎度の食事を出すのが不可能でしたので、朝の出勤前に出しておきました。 何度か出しておけば、朝から夕方までにどれ程の食事量かが分るからでした。 そして夕方に帰宅した折には猫缶か、魚(白身)の煮たものを出していました。

    因みに、長男猫は、食事作法も完璧で、食器の外に零す等と言うことは全く無く、キチンと座り、悠然と食事をしていました。 食事には、時節に応じて、「猫の健康草」(これはただの麦の若芽ですが)を栽培したものを鉢ごと出して与えていました。 被毛の手入れをして毛を飲むので、麦の若芽を食べ、その刺激で吐くからです。 長男猫は、飲み込んだ被毛のみを吐いていましたので、無用だったのですが。

    猫缶は、色々と試しましたが、米国由来の自然食の猫缶が一番良いようでした。 これは最初に長男猫に出した時に、一口食べて驚いたように夢中になり食べました。 腎臓病に罹患してからは、時折ですが、新鮮な白身魚を煮て、腎臓病の薬とともに与えました。 人間と同じで、生活の質(QOL)を落とすことを避けたからです。

    稀ですが、たまに猫缶を嫌う猫も居ます。我が家の末っ仔ですが、ドライのフード以外は無視します。 あのチュールも無視するのですから可笑しい仔です。 勿論、ドライのおやつなら喜んで食べますが。

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