2018.12.15 |暮らし   

海と太陽と富士山と!自然の中でシニアライフが送れる介護付有料老人ホーム<前編>

 三浦半島の南、相模湾に連なる諸磯湾に面する油壺。穏やかな海にはヨットハーバーがあり、イルカショーを楽しめる油壺マリンパークなどマリンアクティビティの宝庫。また、散策路が整備されていて、自然を楽しめる小網代の森など緑も豊かな地だ。「油壺エデンの園」は、この海と緑に囲まれる恵まれたロケーションの陽当たりのよい高台に建つ、入居契約時自立が要件の介護付有料老人ホームだ。こちらでは、元気なシニアが日々の生活を楽しんでいる。

介護付有料老人ホームの建物

全11棟の大規模施設の正面玄関

規模を生かし充実した共用施設

 油壺エデンの園は、居室棟は全8棟、424室(一般居室・個室379室、介護居室・個室45室)、定員550名の大規模な施設だ。その規模を活かし、多彩な共用部が入居者のために用意されている。食堂と大浴場は2か所にあり、売店、銀行ATM、美容室、リラクゼーションルームなど健やかな暮らしにかかせない共用施設や、喫茶、クラブ室、プレイルーム、菜園などの余暇や趣味を楽しめる場所も充実している。

介護付有料老人ホームの中にある喫茶室

喫茶では入居者同士の会話が弾んでいた

 なかなか他所では真似のできない多彩で充実した共用施設を持つ油壺エデンの園園長・笹ヶ瀬慶造さんに、実際、入居者がどのように活用しているのかを聞いてみた。

「食堂や大浴場など共用スペースが多いので、自ずとご入居者同士が出会う機会が増えます。500人近くのご入居者がいらっしゃるので、気の合う人を見つけやすいですね。自然にお仲間を形成されてます。また、そりの合わない人と無理に合わせる必要がないこともいい点です。色々な方がいるので、共通点を見つけやすいという声を頂いています」(油壺エデンの園園長・笹ヶ瀬慶造さん 以下「」は笹ヶ瀬さん)

介護付有料老人ホームの責任者

園長の笹ヶ瀬さんは入居者との自然なコミュニケーションを大切にしている

介護付有料老人ホームの大浴場

広い大浴場は16~22時の利用。食事の前後で入浴時間を選べる

 笹ヶ瀬さんによると、サークルが30以上あり、活発な活動が行われているという。例えば、麻雀クラブ、将棋クラブ、囲碁クラブ、洋裁を楽しむ会、社交ダンスクラブ、絵画部、カラオケクラブ、卓球クラブ、ウクレレクラブなど、ジャンルも多岐に渡っており、それぞれ自由に楽しんでいる。クラブ室やプレイルーム、和室、多目的ホールなどサークル活動のために用意されている共用施設も多く、毎日のように活用されている。

介護付有料老人ホームの茶室

本格的な茶道が楽しめる茶室

介護付有料老人ホームのホール

カラオケも楽しめる多目的ホール「しおさい」

介護付有料老人ホームの大ホール

体育館ホールは「筋肉運動セラピー」など多目的に使われている

 この日は木彫クラブと切り紙クラブに所属している入居者それぞれに話を聞くことができた。二人とも入居後に挑戦し、趣味にしたそうだ。木彫クラブの男性は、「現役時代は趣味に使う時間がなかったが、入居後、近くの高齢者向けの木彫教室に通ったのがきっかけで始めもう20年ほどなります。干支を毎年作り、友人にプレゼントしたりもします」と話す。

木彫りの干支の猪

干支の猪を制作中

介護付有料老人ホームの入居者が作った木彫りの干支

職人も顔負けの干支の木彫り

 切り紙クラブの女性は、切り紙と編み物が趣味。この日は切り紙をしながら、同じクラブの女性に編み物を教えていた。クリスマスカードなど季節のものや誕生日カードを作り、友人に送っているという。二人とも、本格的に趣味を楽しんでいる様子。笑顔で快く作品を見せてくれた。

介護付有料老人ホームの入居者が作ったクリスマスカード

立体的に作られているクリスマスカード

介護付有料老人ホームの入居者が作った手編みのくつした

工夫されたデザインが目をひく手編みのくつした

穏やかな海と富士山を眺めながら暮らせる贅沢さ

 油壺エデンの園で印象的だったのが海を眺めながら生活のできる環境だ。この景色が入居の決め手となる人も多いそうだ。特に食堂からの眺めは絶景で、海や富士山、江ノ島を望める方向に向いている。

介護付有料老人ホームから見える海

晴れた日には富士山も見える

「食堂からの眺望、ロケーションがうちの自慢です。諸磯湾があって、富士山があって、ヨットハーバーがあって、4月の終わりにはダイヤモンド富士を見ることができます。富士山の山頂に夕日が沈んでいく様子を写真に収めるために各地からゲストがいらっしゃいます。緑が多く、三方を海に囲まれています。海、自然が一番の魅力です」

 この恵まれたロケーションを、ただ眺めるだけではない。入居者たちは周辺のウォーキングを楽しんでいて、それが健康寿命を延ばすことにもつながっているそうだ。相模湾に面した小網代の森は、約70ヘクタールあり、森林、湿地、干潟、そして海が連続して残されている。関東地方で唯一の自然環境とも言われていて、希少種を含む多くの生き物が多様な生態系を形成している。

介護付有料老人ホームの食堂から見える海

海を眺めながら食事を楽しめるレストラン「こだち」

「水がきれいな小網代の森ではホタルも見られます。城ヶ島大橋を渡ってすぐ、海を見渡すことのできる城ヶ島はちょっと頑張れば歩いてもいけるので、ご入居者有志の自主サークルで半日ほどこの近隣のウォーキングを楽しんでいる方もいらっしゃいます。車も比較的少ないので、安全に散策をすることができます。園でも『ぷらっとウォーキング』を毎週実施していて、週変わりの4コースを職員も一緒に1時間ほど気軽に歩いて健康を維持しています」

 高台に建つ園からの眺望と圧倒的な絶景と規模を活かし充実した共用部分が特長の「油壺エデンの園」は、NHKの番組で紹介されたこともある。元気なうちから移り住んで、新たな人生を謳歌できる環境が整っている。この環境が品川駅から園の最寄り駅まで約67分、横浜駅から約47分で手に入るのだ。首都圏で現役時代を過ごし、今までと違う豊かさを人生に求めて移り住んでくる入居者も多いそうだ。介護が必要になる前に終の棲家を探し移り住む――。シニアのライフスタイルの新しいかたちなのかもしれない。

介護付有料老人ホームの巡回バス

入居者専用のバスが駅や病院などを巡回してくれる

撮影/津野貴生

【データ】
施設名:油壺エデンの園
公式WEBサイト:http://www.seirei.or.jp/eden/aburatsubo/
所在地:神奈川県三浦市三崎町諸磯1500
最寄駅: 京浜急行久里浜線「三崎口駅」よりタクシーで約10分
「三崎口駅」バスターミナル1番乗り場にて、京浜急行バス「油壺(マリンパーク)行」に乗車。「シーボニア入口」下車(所要時間約15分)、徒歩約15分(正面玄関)
「三崎口駅」バスターミナル2番乗り場にて、京浜急行バス「三崎東岡行」「三崎港行」などに乗車。「天神町」下車(所要時間約15分)、徒歩約12分(南玄関)
類型:介護付有料老人ホーム
運営主体:社会福祉法人聖隷福祉事業団
敷地面積:22,619.53平方メートル
延床面積:36,207.94平方メートル
室数:424室(一般居室・個室379室、介護居室・個室45室)、定員550名
入居要件:入居時自立
構造: 全て耐火
1~7号館・・・鉄筋コンクリート(PC工法)造地上5階建
8・9号館・介護共用棟・・・鉄筋コンクリート造地上5階建
共用棟・・・鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建
南共用棟・・・鉄筋コンクリート造地下2階地上2階建
開設年月日:1986年11月1日
料金:全額前払い方式「終身プラン」(1)+(2)+水光熱費(実費)
(1)入居日までに支払う費用(税込):1人で入居:2540~8010万円、2人で入居:4080~9550万円
内訳:家賃2000~7470万円(1人入居。2人入居1000万円追加)+介護費用540万円(1人)(税込)
(2)月々の利用料:13万7700円(1人入居)、22万7340円(2人入居)
内訳:管理費7万9380円+食費(1日3食・30日間)5万8320円(1人入居)
管理費11万700円+食費(1日3食・30日間)1万16640円(2人入居)
他に、全額前払い方式「1年利用プラン」、月払い方式「月払いプラン」がある。
・(2)は税込表示
・食事は申込制。申込食数分のみ支払い。

※施設のご選択の際には、できるだけ事前に施設を見学し、担当者から直接お話を聞くなどなさったうえ、あくまでご自身の判断でお選びください。

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