2018.12.16    1

猫が母になつきません 第127話 「いるやつ」

うちでは空き箱がでるとすぐに分解、ぺたんこにして資源ごみにします。箱が綺麗だろうがしっかりしてようが関係なし。なぜなら空き箱があると母は嬉々としてそこに何かを入れ、そのフタをしめたら最後、何を入れたかを忘れ、どこに置いたかを忘れ、たくさんの謎の箱が家のあちこちに積み上がっていくからです。その中から目的のものを見つけるなんて無理。今はまとめ買いした同じサイズのフタ付き段ボール箱に分別して収め、中身がわかるラベルを書いて貼っています。箱がそろっていると整理が楽で見やすく、ラベルのおかげで母でも目的のものをすぐに見つけられます。ガラス瓶やプラスチック容器も母はとっておきたがりますが、詰め替えで使っている「いるやつ」だけを残し、あとは即資源ごみ。しかし母は「いるやつ」に限って捨ててしまいます。「いるやつ」というラベルを貼りますか…。

【作者プロフィール】
nurarin(ぬらりん)/東京でデザイナーとして働いたのち、母とくらすため地元に帰る。典型的な介護離職。モノが堆積していた家を片付けたら居心地がよくなったせいかノラが縁の下で子どもを産んで置いていってしまい、猫二匹(わび♀、さび♀)も家族に。

前の話を読む  ▶次の話を読む

この連載の一覧へ!

第1話  「しらない」
第2話  「かたづけ」
第3話  「みかく」
第4話  「うめぼし」
第5話  「パソコンその1」
第6話  「パソコンその2」
第7話  「ない!」
第8話  「猫と母」

第9話  「けいたいでんわ」
第10話  「こっせつ その1」
第11話  「こっせつ その2」
第12話  「こっせつ その3」
第13話  「カルシウム」
第14話  「バイリンガル」
第15話  「すれちがい」
第16話  「ひとりじめ」
第17話  「かたおもい」
第18話  「ながでんわ」
第19話  「なぜここに」
第20話  「メメントモリ」
第21話  「きかない」
第22話  「スイートコーン」
第23話  「モシモシ?」
第24話  「いる!」
第25話  「ねがいごと」
第26話  「でまかせ」
第27話  「あかない」
第28話  「けいたいしない」
第29話  「できる」
第30話  「かくしんもてない」
第31話  「かくしんもって」
第32話  「こぐんふんとう」
第33話  「おさつ」
第34話  「しめる」
第35話  「ねむれない夜」
第36話  「怪談」
第37話  「そうじ」
第38話  「タイマー」
第39話  「かぎ」
第40話  「ねこにこばん」
第41話  「なつかない」
第42話  「けさないで」
第43話  「ふとん」
第44話  「さび」
第45話  「じかせい」
第46話  「おなかすいた」
第47話  「茶トラ」
第48話  「かえして」
第49話  「むかで」
第50話  「むかで─猫の場合─」
第51話  「今年もうめぼし」
第52話  「わびのごはん」
第53話  「ほんやく」
第54話  「さびのブラッシング」
第55話  「がいしょく」
第56話  「しょうじ」
第57話  「こけ」
第58話  「だかれる」
第59話  「茶トラ-その後」
第60話  「もちかえる」
第61話  「ひとりあそび」
第62話  「ハマる」
第63話  「ひみつへいき」
第64話  「にそくほこう」
第65話  「おどかしたい」
第66話  「やめない」
第67話  「かいたい」
第68話  「ねむりたい」
第69話  「あまもり」
第70話  「さびのごはん」
第71話  「うちまちがい」
第72話  「おなじです」
第73話  「ひっつき虫」
第74話  「あそんであそんで」
第75話  「ぶっとばす」

第76話  「メリークリスマス」

第77話  「おとしだま」
第78話  「ぶっとばしてみた」
第79話  「やっちまった」
第80話  「にげられる」
第81話  「むしして」
第82話  「ストレスはっさん」
第83話  「毎日アクロバット」
第84話  「しはんせいき」
第85話  「せいする」
第86話  「やぶる」
第87話  「ひじょうじ」
第88話  「つかえる」
第89話  「あける」
第90話  「立つ」
第91話  「はる」
第92話  「ちらかす」
第93話  「グルーミング」
第94話  「とまる」
第95話  「るーてぃーん」
第96話  「つかまえる」
第97話  「季節のめぐみ」
第98話  「しゃしん」
第99話  「ゆめ」
第100話「続・今年もうめぼし」
第101話「まだまだうめぼし」
第102話「ゆずれない」
第103話「ストップ再利用」
第104話「きづかれる」
第105話「いま?」
第106話「あっというま」
第107話「のまない」
第108話「つけない」
第109話「つかない」
第110話「ドライブスルー」
第111話「るすでん」
第112話「リフォーム」
第113話「かいかえる」
第114話「ピンク!」
第115話「足元注意」
第116話「にらまれる」
第117話「さがしもの」
第118話「こっせつ_その後」
第119話「はかない」
第120話「猫の手」
第121話「やればできる」
第122話「あっとうされる」
第123話「おしまくる」
第124話「ゆだんする」
第125話「いただく」
第126話「たべない」
第127話「いるやつ」
第128話「さむい」
第129話「きこえてる?」
第130話「いぞんする」
第131話「はいらない」
第132話「おかないで」
第133話「つける」
第134話「はなせる?」
第135話「あじみする」
第136話「きになる」
第137話「すいてた」

コメントが付けられるようになりました▼

この記事が役に立ったらシェアしよう

  •  1

▶コメント

※編集部で不適切と判断されたコメントは削除いたします。
※寄せられたコメントは、当サイト内の記事中で掲載する可能性がございます。予めご了承ください。

  1. イチロウ より:

    環境問題への市民意識が向上するにつれて、各自治体での分別収集とリサイクルが活発化しています。 

    でも、少子高齢化が進むに連れて、廃棄物の分別が難しくなった高齢者がごみ出しを出来なくなる事例が増えています。 今や、自治体に依っては、ごみ分別のために高齢者宅を訪問する要員が必要になる程です。

    廃棄物問題を市民に丸投げした結果であり、近い将来には、分別収集と言う新たな市民負担の在り方が崩壊するのは間違いがありません。

    例えば、私の住む自治体では、リサイクルが可能な物は、廃棄物とは認めずに、リサイクルの日に業者が収集する仕組みです。 

    我が家の近隣の御老人がこの仕組みを知らずにか、知っての故か、何方かは知りませんが、家庭ごみの収集日に新聞紙を出されましたので、新聞紙は、ごみ出し出来ませんので、月に一度のリサイクルの日に出すように申し上げたのですが、どうも理解出来ないようでした。 長年の間、同じ地区に御住まいの方なのに、ごみ出しのルールを忘れられたようでした。

    同様の問題がこれから多発して社会問題化する、と思っています。

    5+