2019.01.30   

話題の「足指のばし」1日3分でOK!20才若返る理由

 長い間腰痛に悩む女性が72㎏の男性を軽々とおんぶする、背骨が90度近く曲がっていたおばあちゃんの背骨がスッと伸びる―これらの効果が表れた理由はきつい筋トレ?手術?いえいえ、ただ毎日「足指を伸ばす」。これだけで足腰が20才若返るんです。しかも1日たった3分でOK!

あなたの足指大丈夫?

 まずは下のイラストで、あなたの足の状態を確認してみよう!!

 裸足になって、上から足の指を見てみてください。あなたの足は、どんな形になっていますか?

●左:末広がり形

 理想の形。小指も親指もパッと開いている。足が本来持つ力を充分に使える。

●真ん中:三角形

  小指が内側に寄っている(内反小趾)。小指が曲がっていたり寝ていたり、小さな爪になっているのは、体のゆがみが進んでいる証拠。

●右:棺桶形

 小指も親指も 内側に寄っている 。外反母趾が進行し、小指も親指も内側に寄っている。いずれ歩けなくなる可能性が高い。

人間の体は、驚くほど弱い力で変わる!

「“難しい病気は難しい治療が必要だ”と、私たちは思い込まされているかもしれません。でも人間の体は、本当に驚くほど弱い力で変わります」

 こう語るのは、足腰や体の不調に悩む人へ『ゆびのば体操』を提唱している内科医の今井一彰さん(以下同)。

 足指が伸びれば真っすぐに立つことができ、「握力」「ジャンプ力」「柔軟性」「背筋力」など、体が本来持っているさまざまな力を取り戻すことができるのだと言う。

「足指のばし」したら…71才の女性が男性を軽々おんぶする!

「外反母趾と坐骨神経痛がひどく、美容院でシャンプーしたあと、腰が痛くて起き上がれなかったこと。今では足も腰も痛みナス!筋トレとジャズダンスを続けています」(石母田克美さん)

足指を伸ばすと、体が持つ本来の力を発揮できる

『ゆびのば体操』をすることで、足指が伸び、足と床の接地面積が広がるため、バランスよく体を支えられ、無理のない姿勢で立つことができる。

「例えばツボを押した直後に少し楽になる原理と同じで、筋肉の反射なのです。高齢の女性が72㎏の私を背負うことができたのも、『ゆびのば体操』によって一瞬で安定して立つことができ、体が持つ本来の力を発揮できたから。

 でも人間の体はすぐに元の状態に戻ろうとするので、毎日少しずつ続けて、足指を開いた状態をキープする必要があるんです」

 今井さんは、「これまで1万人ほどの患者さんを診てきましたが、ほとんどのかたがその場で変化を実感できました」と断言する。

「曲がった足指→かかとの骨の変形→足の傾き→骨のゆがみ→全身のゆがみと痛み、という流れで体のバランスは崩れていくので、足指を伸ばすと、足裏の中心に重心がかかり、足裏アーチの頂点から耳穴のラインまで一直線につながる本来の姿勢を取り戻せるんです。真っすぐ立てれば全身の疲労は大きく軽減され、当然歩くのも楽になりますよ」

”小指の崩れ”が”姿勢の崩れ”

 足指の中でも、特に安定のカギとなるのが「小指」だ。

「小指がしっかり広がると、足関節が内側に傾くことを防ぐことができ、つまずきやけがの予防にもなります。小指の変形は、外反母趾と違って痛みがないので気づきにくいのですが、それが足指全体の変形につながり、ひざ、股関節、骨盤の異常、背中、肩、首、あごなど全身に影響を及ぼします」

 今井さんは、足指を伸ばすことでマイナス20才の若返りが可能だという根拠をこう解説する。

「平均年齢64才の女性を対象に行った実験では、例えば30秒間にいすから何回立ち上がることができるかという“立ち上がりテスト”の場合、『ゆびのば体操』の前後では、その場で2割以上回数が増えました。また“もも上げテスト”ではひざを上げる大腿四頭筋という部位を使うのですが、ここが平均30%の筋力アップという数字が出ました」

 筋力アップだけでなく、見た目の年齢も明らかに若返るという。 「足指を伸ばしていくと背筋が伸びてくるので、以下の92才の女性のように、曲がった背中がほぼ真っすぐ伸びて、周囲の人が驚くほど若返ったように見えます」

→「足指のばし」が簡単にできる!【ゆびのば体操】のやり方、Q&A

「足指のばし」したら…ラクラク床にてがついた51才

「長年デスクワークで、慢性的な腰痛とむくみに悩んでいました」(能登恵子さん)

 

「足指のばし」したら…見た目も筋力もマイナス20才!の92才

「腰がえびのように曲がっていましたが、今では背筋をシャキッと延びています」(金岡ヨネさん・仮名)

教えてくれたのは

今井一彰さん/みらいクリニック(福岡)院長 内科医・日本東洋医学会漢方専門医。 自身のひざの手術やギックリ腰の経験から、全身の痛みや不調は足指が原因であることを発見し、足元からの健康づくり『足育』を提唱。現在までに1万人超の足と足指を診断。『足指のばし』など著書多数。

 イラスト/中島慶子

※女性セブン2019年1月31日号

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