2019.04.14 |暮らし    1

猫が母になつきません 第144話 「ぜんぶだす」

虫干しと称して全部出します。そして放っておくと何日でもそのままです。フォーエバー虫干し。いつもそうなので今回は絶対に母が自分で片付けるまで手は出さないぞと心に誓うのですが、きれい好きの性分が邪魔をしてついつい片付けてしまいます。私はしばらく都会のマンション暮らしだったので虫干しの必要性を感じたことはありませんでしたが、古い一軒家に戻ってみるとたしかに湿気の多さは感じます。革の靴やバッグはしまいっぱなしにしているとカビがはえてしまう。しかし母は一人暮らしの時には虫干しをしていなかったはず。その頃のわが家は物が大渋滞をおこしており、タンスや押入れにも無秩序に物がぎっしり詰まっていて簡単に出せる状態ではなかったからです。今はすぐに出せるから出したくなるという…次は絶対絶対片付けない…ぞ…(弱)。

【作者プロフィール】
nurarin(ぬらりん)/東京でデザイナーとして働いたのち、母とくらすため地元に帰る。典型的な介護離職。モノが堆積していた家を片付けたら居心地がよくなったせいかノラが縁の下で子どもを産んで置いていってしまい、猫二匹(わび♀、さび♀)も家族に。

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第1話  「しらない」
第2話  「かたづけ」
第3話  「みかく」
第4話  「うめぼし」
第5話  「パソコンその1」
第6話  「パソコンその2」
第7話  「ない!」
第8話  「猫と母」

第9話  「けいたいでんわ」
第10話  「こっせつ その1」
第11話  「こっせつ その2」
第12話  「こっせつ その3」
第13話  「カルシウム」
第14話  「バイリンガル」
第15話  「すれちがい」
第16話  「ひとりじめ」
第17話  「かたおもい」
第18話  「ながでんわ」
第19話  「なぜここに」
第20話  「メメントモリ」
第21話  「きかない」
第22話  「スイートコーン」
第23話  「モシモシ?」
第24話  「いる!」
第25話  「ねがいごと」
第26話  「でまかせ」
第27話  「あかない」
第28話  「けいたいしない」
第29話  「できる」
第30話  「かくしんもてない」
第31話  「かくしんもって」
第32話  「こぐんふんとう」
第33話  「おさつ」
第34話  「しめる」
第35話  「ねむれない夜」
第36話  「怪談」
第37話  「そうじ」
第38話  「タイマー」
第39話  「かぎ」
第40話  「ねこにこばん」
第41話  「なつかない」
第42話  「けさないで」
第43話  「ふとん」
第44話  「さび」
第45話  「じかせい」
第46話  「おなかすいた」
第47話  「茶トラ」
第48話  「かえして」
第49話  「むかで」
第50話  「むかで─猫の場合─」
第51話  「今年もうめぼし」
第52話  「わびのごはん」
第53話  「ほんやく」
第54話  「さびのブラッシング」
第55話  「がいしょく」
第56話  「しょうじ」
第57話  「こけ」
第58話  「だかれる」
第59話  「茶トラ-その後」
第60話  「もちかえる」
第61話  「ひとりあそび」
第62話  「ハマる」
第63話  「ひみつへいき」
第64話  「にそくほこう」
第65話  「おどかしたい」
第66話  「やめない」
第67話  「かいたい」
第68話  「ねむりたい」
第69話  「あまもり」
第70話  「さびのごはん」
第71話  「うちまちがい」
第72話  「おなじです」
第73話  「ひっつき虫」
第74話  「あそんであそんで」
第75話  「ぶっとばす」

第76話  「メリークリスマス」

第77話  「おとしだま」
第78話  「ぶっとばしてみた」
第79話  「やっちまった」
第80話  「にげられる」
第81話  「むしして」
第82話  「ストレスはっさん」
第83話  「毎日アクロバット」
第84話  「しはんせいき」
第85話  「せいする」
第86話  「やぶる」
第87話  「ひじょうじ」
第88話  「つかえる」
第89話  「あける」
第90話  「立つ」
第91話  「はる」
第92話  「ちらかす」
第93話  「グルーミング」
第94話  「とまる」
第95話  「るーてぃーん」
第96話  「つかまえる」
第97話  「季節のめぐみ」
第98話  「しゃしん」
第99話  「ゆめ」
第100話「続・今年もうめぼし」
第101話「まだまだうめぼし」
第102話「ゆずれない」
第103話「ストップ再利用」
第104話「きづかれる」
第105話「いま?」
第106話「あっというま」
第107話「のまない」
第108話「つけない」
第109話「つかない」
第110話「ドライブスルー」
第111話「るすでん」
第112話「リフォーム」
第113話「かいかえる」
第114話「ピンク!」
第115話「足元注意」
第116話「にらまれる」
第117話「さがしもの」
第118話「こっせつ_その後」
第119話「はかない」
第120話「猫の手」
第121話「やればできる」
第122話「あっとうされる」
第123話「おしまくる」
第124話「ゆだんする」
第125話「いただく」
第126話「たべない」
第127話「いるやつ」
第128話「さむい」
第129話「きこえてる?」
第130話「いぞんする」
第131話「はいらない」
第132話「おかないで」
第133話「つける」
第134話「はなせる?」
第135話「あじみする」
第136話「きになる」
第137話「すいてた」
第138話「のばされる」
第139話「とほうにくれる」
第140話「にっこうよく」
第141話「おさまる」
第142話「みせにくる」
第143話「おこられる」

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▶コメント

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  1. イチロウ より:

    確かに、出せるから出す、出せないから出さない、と言う「法則」(?)は、普遍的でしょう。 

    我が家の場合には、それは書籍と雑誌でした。 長年の間に、買ったこと自体を忘れた書籍と雑誌が嘗ては自分の寝室であった部屋に山積し、仕方が無いので二階の一室を自分と猫達の寝室にしていた十数年の後に整理と処分を数年間継続した処、段ボール箱で百数十個にもなり、全て古本屋とリサイクル屋に引き取って貰いました。 しかし、残った書籍を整理して本箱に収納するのが面倒くさくなり、未だに整理が出来ません。

    また、二階の一室には、数十年間も整理、処分をしていない古着、それも軍服の類が長年の収集癖の結果を物語るように山積しています。 昨年にそれらを少し整理しました処、却って、部屋の中に散乱する結果になってしまいました。 これも出せるので出した揚句、却って収拾がつかなくなったのでしょう。

    それでは、山積したままで良かったのでしょうか。 う~ん。 何とも言えないと思います。

    生前整理の一環ですので、残すものと処分するものを分けないと何ともならないからです。

    お母さまにもそのようなお考えがおありであったのではないのでしょうか? 

    我が家の猫達には、何の考えも無いのは確かです。 散在する段ボール箱を夫々が自分の陣地と信じて、近づく他の猫を追い払っていますから。

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