2019.06.16 |暮らし    2

猫が母になつきません 第153話 「にぶい」

今日は夏日か、という暑い日に「めまいがする」と言い出した母。よく見ると夏物の洋服の下に冬用の肌着を2枚も着ていました。高齢者は暑さ寒さに対する感覚が鈍くなり、身体の反応も弱いとか。母も服装が季節に合っていないことが年々ふえて、真冬に裸足だったり真夏に毛糸の帽子を被っていたり。「朝方寒くて着たんだろうけど暑いときにこんなに着てたらめまいもするよ」と肌着を脱がせていたら突然の「こんなの着た覚えない」発言。一瞬ぎょっとはするものの、私もこういうことにもう慣れっこで、あまり深く考えなくなっています。軽くツッコミを入れて終了。日々のいろんな不可解や理不尽につきあうにはこちらがにぶくなることも必要なんだろうと思います。

【作者プロフィール】
nurarin(ぬらりん)/東京でデザイナーとして働いたのち、母とくらすため地元に帰る。典型的な介護離職。モノが堆積していた家を片付けたら居心地がよくなったせいかノラが縁の下で子どもを産んで置いていってしまい、猫二匹(わび♀、さび♀)も家族に。

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第101話「まだまだうめぼし」
第102話「ゆずれない」
第103話「ストップ再利用」
第104話「きづかれる」
第105話「いま?」
第106話「あっというま」
第107話「のまない」
第108話「つけない」
第109話「つかない」
第110話「ドライブスルー」
第111話「るすでん」
第112話「リフォーム」
第113話「かいかえる」
第114話「ピンク!」
第115話「足元注意」
第116話「にらまれる」
第117話「さがしもの」
第118話「こっせつ_その後」
第119話「はかない」
第120話「猫の手」
第121話「やればできる」
第122話「あっとうされる」
第123話「おしまくる」
第124話「ゆだんする」
第125話「いただく」
第126話「たべない」
第127話「いるやつ」
第128話「さむい」
第129話「きこえてる?」
第130話「いぞんする」
第131話「はいらない」
第132話「おかないで」
第133話「つける」
第134話「はなせる?」
第135話「あじみする」
第136話「きになる」
第137話「すいてた」
第138話「のばされる」
第139話「とほうにくれる」
第140話「にっこうよく」
第141話「おさまる」
第142話「みせにくる」
第143話 「おこられる」
第144話「ぜんぶだす」
第145話「あてはまる」
第146話「みえる」
第147話「ハマる〈ちらしずし編〉」
第148話「 ねている」
第149話「にている」
第150話「週末の恋人」
第151話「みせつける」
第152話「かくす」

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▶コメント

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  1. より:

    数日前、30℃はありそうな陽射しの昼過ぎにバテながら道を歩いていたら、自転車のお爺さんが追い抜いていきました。なんと、ダウンジャケットを着ていました。
    風が当たるから寒いのかもしれないけど、熱がこもって熱中症で倒れるかもしれないし…見ているほうはドキドキです。

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  2. イチロウ より:

    人に依り寒がり、暑がり、の相違がありますし、体調に依って寒さ、暑さの感じ方も違うでしょうから、日頃から個人の差異を観察しておくことが必要なのではないでしょうか。

    因みに、私は、極度の寒がりです。 冬は大嫌いで、一年中夏なら幸福と思っています。 どうしてこんな地に生まれたのか、と思います。 常夏の地に生まれたかったです。 昔、沖縄へ行ったときには、ああ、此処なら幸せなのに、と心底思いました。 冬服が要りませんし、重たいコートを着る必要もありませんから。

    我が家の猫達も同じ思いでしょう。 長男猫が健在の頃には、冬になれば何頭もが団子になって寝ていました。 当時は、飼い主と一緒に寝る猫は居ませんでした。 みんな飼い主よりも長男猫が好きでしたから。 

    冬になって一人で二階の寝室で寝るのは寒かったです。 長男猫のみの時には、飼い主と寝ていたのに、と恨めしかったものです。 亡くなる前には一階に降りて朝から夕まで付き添い、何日か添い寝しましたが。

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