2016.10.06 |サービス   

高額介護サービス費制度とは?自己負担上限金額、申請方法【介護の基礎知識】公的制度<8> 

 いざ、介護が始まったときに、介護まわりの制度やサービスがよくわからず、途方に暮れることがあるかもしれません。介護の基礎的な知識をデータベースにまとめました。

高額介護サービス費制度とは?

 介護保険では、サービス利用料の1割(または2割または)を自己負担することになっている。しかし、1カ月に支払った自己負担額の合計が一定の金額を超えた場合、超えた分が「高額介護サービス費」として戻ってくる。

 ただし、入居している施設の居住費や食費、生活費などを合算することはできない。介護保険の対象となっているものでも、介護福祉用品の購入費や住宅改修費は対象とならない。

支払額の上限 

 支給額の上限は以下の通りだ。

●区分/自己負担の上限(月額)

・現役並み所得者に相当する人がいる世帯(※):44,400円(世帯)

・世帯のだれかが、市町村税を課税されている:44.400円(世帯)
※平成29年8月の制度改正で金額が変わりました

・全員が市区町村税を課税されていない世帯:24,600円(世帯)

・老齢福祉年金を受給している:24,600円(世帯)

・前年の合計所得金額と公的年金等の合計が年間80万年以下:15,000円(個人)

・生活保護受給者:15,000円(個人)

※同一世帯内に課税所得145万円以上の65歳以上がいる場合に対象になるが、65歳以上が1人でその人は収入が383万円未満、または65歳以上が2人以上でそれらの人の収入の合計が520万円未満の場合は、自己負担の上限が37,200円になる。

高額介護サービス費の申請の方法

 高額介護サービス費の支給を受けるには、どのように手続きするか説明する。

1.高額介護サービス費の対象となる人には、市区町村から通知が送られてくる。

2.同封されている申請書類に必要事項を記入。

3.自治体指定の窓口に送付、もしくは持参する。

4.後日、上限を超えた分が振り込まれる

※申請に必要なものや振り込み時期などは市区町村によって異なる。

一度申請をすれば次回以降自動的に支給される市区町村もある。

【さらに詳しく】
■月々の負担の上限(高額介護サービス費の基準)が変わります(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000334526.pdf

構成/介護ポストセブン編集部

#介護始まるときに知っておきたいこと

#介護保険制度の基礎知識

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