2016.11.10 |暮らし   

「プロが教える在宅介護のヒント」福祉用具専門相談員・山上智史さん<第4回>

 福祉用具専門相談員・山上智史さんは「一般品として発売されている物の中にも介護に役立つものがたくさんある」と話す。休日には100円均一の店やホームセンターへ行き、便利なグッズを探し、ときには客にアドバイスしているという。

 福祉用具に精通した物選びと物活用のコツ、山上さんが100円均一の店で見つけた介護に役立つグッズを聞いた。

ショッピングカートで買い物写真

写真/アフロ

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便利な物を賢く使うと介護は変わる

 福祉用具は、介護が必要になった人の生活の質を上げ、介護する人の負担軽減に役立つ、便利なものがたくさん開発されています。

 お料理が大好きで、料理上手なことが誇りだった方が、調理器具を使えなくなって料理をすることがなくなり、元気がないとうかがったときに、障害のある方用の調理器具をご提案して「こんな商品があったなんて!」と驚き、喜ばれたことがありました。

 食事介助をされていた方の食器をユニバーサルデザイン(※註)のすくいやすいタイプに変えたら、ご自分で食べることができるようになったり、時間感覚が鈍っていた方が、時計をデジタル表示の物から鳩時計に変えたら、比較的改善が見られたりした例もありました。

 福祉用具だけでなく、一般品にも、できなくなったことを補う機能を発揮する物があります。それを「知っている」か「知らない」か、で生活や介護が変わるのです。ぜひ、身近な福祉用具専門相談員が持っている物情報を上手に利用していただきたいと思います。

 一方、どんな便利な物にもメリットの反面、デメリットもあります。

 例えば、車いすは利用する人の活動範囲を広げますが、下肢の筋力低下を招く可能性があります。福祉用具を選ぶときは、デメリットも聞いて選択することが大切です。

ローテク、ロープライスも効果あり!

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