2016.12.17 |暮らし   

英会話教室のある介護付有料老人ホーム<後編>

グッドタイムホーム不動前

 東急目黒線不動前駅から徒歩5分の静かな住宅街に佇む「グッドタイムホーム不動前」。前編に引き続き、入居相談員の吉原さんにホーム内を案内していただきながら、フロント・コンシェルジュの小林さんにお話をうかがう。小林さんにはホームで行われる英会話教室の講師というもう一つの顔がある。

居室はシングル・ツインの2タイプずつ計4タイプ

 居室はシングルがAタイプ(18.06~21.94平方メートル)とBタイプ(22.64~23.11平方メートル)、ツインがAタイプ(36.93~37.86メートル)とBタイプ(47.39平方メートル、1室のみ)から選ぶことができる。緊急時のケアコールや低床型電動ベッド、スプリンクラーなどの設備も備えているほか、エアコンやカーテン、クローゼット、照明器具、トイレ、洗面台がある。

 もちろん、入居時に自宅で使っていた家具や身の回りのものを持ち込むこともできる。いきなり全てを持ち込むのではなく、生活に合わせて少しずつ足していくのが快適に過ごすためのコツだ。

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広々としたツインの居室

和気あいあいとした英会話教室

 取材に訪れた日はフロント・コンシェルジュの小林さんが入居者向けに英会話教室を開催していた。カナダのモントリオールへの留学経験がある小林さんが10月から始めた英会話教室は大変好評だったため、毎月行われることになったという。

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手作りの教材で毎月、英会話教室を実施

「得意なものを生かして入居者様の役に立ちたいと思って、英会話教室を始めました」(小林さん)

 小林さんが流暢な英語で入居者に話しかける。留学中には教え方についても学んでいたとのことで、堂に入ったものだった。手作りの教材には「サンタが街にやってくる」と題して、クリスマスソングや「サンタさんにお願い事をしてみる」ためのフレーズが書かれていた。第1回目では映画の名台詞を紹介したという。

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レベルに関係なくレクリエーションとして英語に触れる

 英会話教室の参加者は、海外在住経験のある人もいれば、あまり英語に馴染みのない人までそれぞれだ。子どもが海外に住んでいるという人もいた。全員が楽しめるように歌を取り入れるなど工夫されており、今後は人数を分けて会話をする時間を増やすなど、さらに工夫して継続していくとのことだ。

「サンタクロースにクリスマスプレゼントとして何が欲しいか?」をひとりひとりに聞いていき、それを英語で何と言うかを小林さんが教えて、声に出していく。中には最初から英語で答える人もいる。「家族との楽しい時間」「健康で長生きすること」などの答えが出る中で「a lot of money」(たくさんのお金)という答えが出ると笑い声が起こった。終始和気あいあいとした雰囲気で、入居者同士でテキストのページ数を教え合うなど、自然に会話も弾んでいた。

 実際の英会話教室の様子は下の動画で見ていただきたい。

自分に合った施設を選ぶためのポイントとは?

 口コミでの入居も多いという、グッドタイムホーム不動前。口コミ情報は重要で参考になるが、誰しもが知り合いから生の情報を手に入れられるわけではない。そこで、入居相談員の吉原さんに施設を選ぶ上でポイントとなることを聞いてみた。

「施設には必ずそれぞれの持つ雰囲気が出るので、それを感じてほしいです。建物も大事ですが、スタッフやご入居者様が作り出す雰囲気と合うかどうかが重要ですね」(吉原さん)

 入居までにはいくつかの段階がある。見学は随時受け付けており、希望すれば昼食体験もできる。さらに体験入居も可能だ。入居者の半分ほどは体験入居をし、最終的な決定をするという。

「スタッフとご入居者様の距離感も施設によって違います。礼儀正しさと親しみやすさのバランスをみると良いと思います。私たちはご入居者している方に『様』をつけてお呼びしていますが、中にはそれをくすぐったいと感じる方もいます。そういう場合は、個々に対応しています」(吉原さん)

 見学や体験入居をし、スタッフに感じたことを遠慮せずに聞いてみてほしいと吉原さんは話してくれた。例えば、「椅子体操」をしている様子を見て、車椅子を利用している入居者が多いと感じたとする。しかし、実は元気な状態の人が割合としては多く、体操には参加せずに外出していた、ということもある。元気なので自分のペースを保ち、もっぱら居室内で過ごしていることも普通だという。

 こういうことは感じたままにせず、ぜひ聞いてほしいとのことだった。出会った入居者の印象がその施設の印象になりがちだが、部屋で過ごしている人、外出している人の姿のほうが、自分自身の状況にあっているかもしれないのだ。

 グッドタイムホームシリーズは、不動前のほかに調布と多摩川にも展開している。調布は京王線の調布駅から徒歩9分、多摩川は京浜急行本線の六郷土手駅から徒歩6分と交通の便も良い。

 イベントやアクティビティにも力を入れており、お花見やクリスマスなどの季節のイベントはもちろん、11月にはボジョレ・ヌーボー解禁を楽しんだという。また、お化粧のセミナーやネイルアート、フラワーアレンジメントのような美に関すること、書道や句会、麻雀など自分で楽しむものなど盛りだくさんだ。さらに、ヨガ、アロママッサージ、音楽会…と日々の生活を豊かにするものも企画されている。不動前の落ち着いた周囲の環境を確かめるためにも、ぜひ足を運んでみてほしい。

施設_グッドタイム14

【データ】
施設名:グッドタイムホーム不動前
公式WEBサイト:http://japan-lifedesign.com/fudomae/
所在地:東京都品川区西五反田5-25-13
最寄駅:東急目黒線不動前駅徒歩5分
類型:介護付有料老人ホーム
運営主体:株式会社JAPANライフデザイン
敷地面積:1207.40平方メートル
延床面積:3611.50平方メートル
室数:61室(シングル55室、ツイン6室)
入居要件:入居時自立、要支援、要介護
構造:RC造地上5階、地下1階建
開設年月日:2006年12月
料金:シングルAタイプ(18.06~21.94平方メートル)の場合
・長期利用型/前払金900~2400万円(償却月数36~96か月)、月額利用料25万5086円
・月払い利用型/前払金なし、月額利用料51万5086円

撮影/津野貴生

【前編を読む】

→このシリーズの一覧を見る

 

 

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