2016.12.25 |暮らし    5

猫が母になつきません 第24話 「いる!」

介護日記マンガ24_いる!

今家にあるものの9割はいらないものだと思います。私が実家に戻ってからはかなり処分しましたが、まだまだいらないものが溢れています。母に訊くと「それは〇〇さんにいただいたから」「高かったから」「直せばまだ使えるから」などいろいろ理由をつけてほとんどに「いる!」を主張。私自身はいらないと思ったらすぐ捨てるほうなので(卒アルも全部捨てたし…)、捨てられないことが大きなストレスになっていました。今は、母にとって必要かどうかは別問題で、とにかく何も捨てたくないだけなのだと理解して、容赦なく、かつこっそり捨てることにしています。

【作者プロフィール】
nurarin(ぬらりん)/東京でデザイナーとして働いたのち、母とくらすため地元に帰る。典型的な介護離職。モノが堆積していた家を片付けたら居心地がよくなったせいかノラが縁の下で子どもを産んで置いていってしまい、猫二匹(わび♀、さび♀)も家族に。

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【この連載のバックナンバー】

第1話  「しらない」
第2話  「かたづけ」
第3話  「みかく」
第4話  「うめぼし」
第5話  「パソコンその1」
第6話  「パソコンその2」
第7話  「ない!」
第8話  「猫と母」

第9話  「けいたいでんわ」
第10話  「こっせつ その1」
第11話  「こっせつ その2」
第12話  「こっせつ その3」
第13話  「カルシウム」
第14話  「バイリンガル」
第15話  「すれちがい」
第16話  「ひとりじめ」
第17話  「かたおもい」
第18話  「ながでんわ」
第19話  「なぜここに」
第20話  「メメントモリ」
第21話  「きかない」
第22話  「スイートコーン」
第23話  「モシモシ?」
第24話  「いる!」
第25話  「ねがいごと」
第26話  「でまかせ」
第27話  「あかない」
第28話  「けいたいしない」
第29話  「できる」
第30話  「かくしんもてない」
第31話  「かくしんもって」
第32話  「こぐんふんとう」
第33話  「おさつ」
第34話  「しめる」
第35話  「ねむれない夜」
第36話  「怪談」
第37話  「そうじ」
第38話  「タイマー」
第39話  「かぎ」
第40話  「ねこにこばん」
第41話  「なつかない」
第42話  「けさないで」
第43話  「ふとん」
第44話  「さび」
第45話  「じかせい」
第46話  「おなかすいた」
第47話  「茶トラ」
第48話  「かえして」
第49話  「むかで」
第50話  「むかで─猫の場合─」
第51話  「今年もうめぼし」
第52話  「わびのごはん」
第53話  「ほんやく」
第54話  「さびのブラッシング」
第55話  「がいしょく」
第56話  「しょうじ」
第57話  「こけ」
第58話  「だかれる」
第59話  「茶トラ-その後」
第60話  「もちかえる」
第61話  「ひとりあそび」
第62話  「ハマる」
第63話  「ひみつへいき」
第64話  「にそくほこう」
第65話  「おどかしたい」
第66話  「やめない」
第67話  「かいたい」
第68話  「ねむりたい」
第69話  「あまもり」
第70話  「さびのごはん」
第71話  「うちまちがい」
第72話  「おなじです」
第73話  「ひっつき虫」
第74話  「あそんであそんで」
第75話  「ぶっとばす」

第76話  「メリークリスマス」

第77話  「おとしだま」
第78話  「ぶっとばしてみた」
第79話  「やっちまった」
第80話  「にげられる」
第81話  「むしして」
第82話  「ストレスはっさん」
第83話  「毎日アクロバット」
第84話  「しはんせいき」
第85話  「せいする」
第86話  「やぶる」
第87話  「ひじょうじ」
第88話  「つかえる」
第89話  「あける」
第90話  「立つ」
第91話  「はる」
第92話  「ちらかす」
第93話  「グルーミング」
第94話  「とまる」
第95話  「るーてぃーん」
第96話  「つかまえる」
第97話  「季節のめぐみ」
第98話  「しゃしん」
第99話  「ゆめ」
第100話「続・今年もうめぼし」
第101話「まだまだうめぼし」
第102話「ゆずれない」
第103話「ストップ再利用」
第104話「きづかれる」
第105話「いま?」
第106話「あっというま」
第107話「のまない」
第108話「つけない」
第109話「つかない」
第110話「ドライブスルー」
第111話「るすでん」
第112話「リフォーム」
第113話「かいかえる」
第114話「ピンク!」
第115話「足元注意」
第116話「にらまれる」
第117話「さがしもの」
第118話「こっせつ_その後」
第119話「はかない」
第120話「猫の手」
第121話「やればできる」
第122話「あっとうされる」
第123話「おしまくる」
第124話「ゆだんする」
第125話「いただく」
第126話「たべない」
第127話「いるやつ」
第128話「さむい」
第129話「きこえてる?」
第130話「いぞんする」
第131話「はいらない」
第132話「おかないで」
第133話「つける」
第134話「はなせる?」
第135話「あじみする」
第136話「きになる」
第137話「すいてた」

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▶コメント

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  1. セリニ より:

    たまたまお見かけしまして読ませて頂きましたら、共感できるどころか、もしかして我が家をご存じで?と聞きたくなりました。

    5+

  2. イチロウ より:

    蛇足ですが、生前整理は必要ですし、しないとごみ屋敷化する場合も多いので家の中が危険になります。

    遺品整理では無くて、生前整理すると疑問があればその場で当事者に尋ねることが出来ますので、後々悩むことが無くなります。 

    これは大切なことなのです。 何故かならば、例えば、不動産の相続の場合ですが、近隣との土地境界が確定していない場合では、何も遺言が無ければ、詳細が不明です。 生前に詳細を把握しておければ爾後の対処が容易になるからです。 金融資産の詳細も同様です。 金銭の貸借等についても同様です。 特に証券取引では、取引の詳細が記された「取引残高報告書」は絶対に保管しておくべきです。 

    整理にあたっては、シュレッダーがあれば便利です。 住所、氏名、等個人情報が記されたものは、裁断して捨てないと面倒なことになりかねませんから。 

    残すべきものもその態様を変えることで保管に便利になり、捨てないでも残せるものもあります。 例えば写真です。 写真自体でも可能ですが、ネガがあれば、より綺麗にデジタルに出来るのでPCに取り入れて何時でも見られるようになります。

    私は、我が家の愛猫の写真を相当な量ですが、デジタルにして貰い、PCの壁紙にしたり、編集して新規の写真にしたり、と利用しています。 その代わり、日々、涙が出ますが。

    8+

  3. イチロウ より:

    モノを捨てるか、捨てないか、は二の次、三の次で、今居られるお母様にご自分の幼い頃のお話を十二分に窺われることが大切、と思います。 でも、黙ってご自分の所有物を処分されてもお分かりにならないのであれば、それも難しいでしょうが。

    と言いますのも、私が今、困っているからです。 詰まり、数十年前の幼少時に家族で旅行等をしたりした時の記憶を確認出来ないので、当該の都市等の過去の地形図、航空写真等を参照してグーグル・アースで確認したり、過去の市街図等参考文献を古書店で購入して調べたり、と兎に角、苦労するのです。 でも、どうしても確認出来ない自分の記憶に苛立つのが本当の処なのです。

    例えば、亡父と訪れた釣り堀を探す時です。 現在も営業されている釣り堀ならば、グーグル・アースで探せば、航空写真で確認出来ますが、過去のものは出来ませんから。

    これが、亡父が居れば、簡単です。 ああ、あれは、どこそこの池だよ、と一言で済むのです。

    本日には、約五十年前に親戚と有名な中華料理屋で食事をした時のことを思い出しましたが、その手掛かりは、亡母の家計簿でした。 几帳面に記した家計簿には、その折の代金が記されていましたから。 

    亡母の家計簿。 これでますます捨てられません。 
     

    6+

  4. ゆみか より:

    最近LINEニュースで見つけてハマっちゃいましたほんわかエピソードがすごい好きです!

    1+

  5. pinky より:

    この記事を読んで、お母様への作者の行動が、人としてとても悲しく感じました。
    作者にとって不必要な物でも、「今の」お母様にとっては「まだ」必要な物です。
    それは作者が決める事では無いです。
    「物を捨てる事ができる人は、捨てられない人の気持ちに寄り添う事ができない」とゆう事実を作者は認識してほしいです。
    序列からしめお母様はいずれ先立たれます。それから思う存分処分されたら良いだけの事です。
    作者は「こっそり捨てている」つもりでも、お母様には「無断で捨てられた」です。
    「物を勝手に捨てる、また無理矢理捨てる行為を選択させる」行為は、例え相手が歳上であったとしても、虐待行為に当たる事を、作者には認知しておいて欲しいです。

    作者も、きっと大変なのだと思います。
    お母様の居住されるお宅には、物が溢れ返っているのでしょうね。
    私の実家の母もそうでした。
    そして実姉と捨てる捨てないで何度も揉めていました。
    私は早くに外へ嫁ぎ、姉は年老いた両親の事を思い同居の為に戻りました。
    年に数える程しか帰らない私には、作者側にある姉の気持ちも、お母様側の母の気持ちも、両方救いと取ってあげれたらという思いはあっても、所詮外に出てしまった者。揉め事の種を増やすだけにしかならない事を理解していたので、口や手を出す事はできませんでした。
    ですが後になって、精神科の先生から教えて頂く機会があり、そこで初めて「物を勝手に捨てるという行為、母自身に無理やり捨てさせる行為が、母への精神的虐待になる」のだという事を知りました。
    断捨離という言葉が当たり前のように日常で使われるようになり、捨てる事が良い事のような風潮があります。
    知らず知らずの内に、私達の中にもそれが正しいと誤って認識されているのだと思います。
    作者が良かれと思って取っている行動が、お母様の中にあるストレスのコップを少しずつ満たしていっている事を知って欲しいです。
    お母様本人が亡くなってしまった後は、作者がどんなに嫌でも処分しなくてはいけません。大変ですよね。
    ですが逆に考えれば、お母様が亡くなってしまった後は、お母様に気兼ねする事なく全て作者の思うままに処分できます。
    どうか今は温かい心持ちで、物の溢れるお宅で寛がれているお母様を見守ってあげて欲しいです。

    7+