2017.06.25 |暮らし    1

猫が母になつきません 第50話 「むかで─猫の場合─」

猫母50_むかで─猫の場合─

よく猫がなにもない部屋の隅をじーっと見ているのはなぜなんだ? というのは猫の飼い主あるあるですが、うちではたいてい目線の先にはむかで(もしくはやもり)がいて、ぼやぼやしていると猫たちが体を伏せて狩猟モードに入るので、その前に猫をつかまえるか、猫より先にむかでにアタックしなくてはなりません。とくにわびは狩猟本能が強く、外でネズミや鳥をくわえて帰ってくることがあり、何度も息をのみました。東京の知人で「うちでは2回ゴキブリが出たら引っ越すことになってる」という人がいましたが、何度も息をのんでいるとちょっと慣れてくるので5回くらいまで我慢してみてはどうかと思います。

【作者プロフィール】
nurarin(ぬらりん)/東京でデザイナーとして働いたのち、母とくらすため地元に帰る。典型的な介護離職。モノが堆積していた家を片付けたら居心地がよくなったせいかノラが縁の下で子どもを産んで置いていってしまい、猫二匹(わび♀、さび♀)も家族に。

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【この連載のバックナンバー】
第1話 「しらない」
第2話 「かたづけ」
第3話 「みかく」
第4話 「うめぼし」
第5話 「パソコンその1」
第6話 「パソコンその2」
第7話 「ない!」
第8話 「猫と母」
第9話 「けいたいでんわ」
第10話 「こっせつ その1」
第11話 「こっせつ その2」
第12話 「こっせつ その3」
第13話 「カルシウム」
第14話 「バイリンガル」
第15話 「すれちがい」
第16話 「ひとりじめ」
第17話 「かたおもい」
第18話 「ながでんわ」
第19話 「なぜここに」
第20話 「メメントモリ」
第21話 「きかない」
第22話 「スイートコーン」
第23話 「モシモシ?」
第24話 「いる!」
第25話 「ねがいごと」
第26話 「でまかせ」
第27話 「あかない」
第28話 「けいたいしない」
第29話 「できる」
第30話 「かくしんもてない」
第31話 「かくしんもって」
第32話 「こぐんふんとう」
第33話 「おさつ」
第34話 「しめる」
第35話 「ねむれない夜」
第36話 「怪談」
第37話 「そうじ」
第38話 「タイマー」
第39話 「かぎ」
第40話 「ねこにこばん」
第41話 「なつかない」
第42話 「けさないで」
第43話 「ふとん」
第44話 「さび」
第45話 「じかせい」
第46話 「おなかすいた」
第47話 「茶トラ」
第48話 「かえして」
第49話 「むかで」

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  1. イチロウ より:

    我が家では、生きたゴキブリは見たことが無いのです。 猫たちが、捕殺したものを観たことはありますが、生きたゴキブリを観たことが無いのです。

    長男猫は、時たま飼い主が油断した隙に二階の窓から飛び出たり、帰宅時に玄関ドアを開ける飼い主の隙に乗じて外に出て、ごく短時間の間に狩りをして獲物を持ち帰る時がありました。 獲物は、鳩から鼠、それに思い出しても嫌な蜥蜴や蛇の類でした。

    特に驚いたのは、二階の窓から飛び出ることです。 両手・両脚を全て横に広げて勢いをつけて空中を滑空するように飛び出しましたので、ムササビのようでした。

    勿論、ムササビのように滑空する術は無いのですが、両手・両脚を横にすることで、多少は空気抵抗が出来て、垂直に落下することはありませんでした。

    一晩、帰宅しなかった時には、徹夜で探しました。 翌朝、諦めて出勤する時に駅前で何かが呼ぶように思えて急いでUターンしました時に、長男猫が全速で走り寄りましたので、抱き上げたのでした。

    今でも不思議です。 あの時に自分に呼びかけたのは、一体何だったのだろう、と。

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