2017.07.04 |暮らし

国内最年長の82才DJ「年寄りは演歌聴くと思ったら大間違い」

 昼は、老舗餃子店のおかみ。だが夜になると、その姿は一変。サングラスをかけ、裏原系のファッションに身を包み、ロック、パンク、テクノを自在に操るDJへと早変わり。DJ SUMIROCKこと岩室純子さん(いわむろすみこ・82才)は、国内で最年長DJとして、若者が集うクラブで人気を集めている。

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1935年東京都生まれの岩室純子さん。77才でDJスクールに通い、DJデビュー。“DJ SUMIROCK”と名乗る。芸名は名字の“岩”を英語で“ROCK”に、名前の“純”をローマ字表記にして組み合わせたものだ(写真/橋本和也)

日本の演歌と歌謡曲は大嫌い

「もともと、父がジャズドラマーで、周りにもジャズトランぺッターだった森山良子さんのお父さんや、かまやつひろしさんのお父さんでジャズシンガーのディーブ・釜萢(かまやつ)さんなどがいたので、幼心にかっこいいなあと思ってたんです。

 今では、ジャズ以外にロックやメタル、ユーロビートと幅広く聴くけれど、日本の演歌と歌謡曲だけは嫌い(笑い)。この間、お昼ご飯を食べに入ったお店で演歌ばかりが流れていて、別の星に来たのかと思ったくらい。年寄りだからって演歌を聴くと思ったら大間違いよ」

DJを目指したのは77才

 岩室さんがDJを目指したのは77才。自宅にホームステイしていたフランス人男性のクラブイベントを手伝ったのがきっかけで、その面白さに目覚め、専門学校でDJの基礎を学んだ。

「クラブでかける曲はもちろん、自ら選曲します。暇さえあればタワーレコードに行って視聴して、気に入れば購入。お気に入りはZEDD(ゼツド)。東ヨーロッパ系のクラブミュージシャンですね。あとはフランスの大物DJ、デヴィット・ゲッタが手がける音楽。エレクトロニクスミュージックのダフト・パンクやデッドマウスもよく聴きますよ。主にヨーロッパのDJミュージックが好きなんです」

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