2017.11.24 |

10分でパパッと介護食作り 市販品のアレンジで栄養満点「グラタン」

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 口の中でもたつかず、飲み込みやすいように。素材を茹でてすり潰して…。ちゃんと作ろうと思うと、意外と大変な介護食。

 そんなとき、頼れるのが市販品。冷蔵庫にある食材を加えるだけで、簡単に味も栄養価もグレードアップ!

 毎日の介護食作りが時短&ラクになるアレンジレシピを、介護食の料理教室やカフェを運営する『Kamulier(カムリエ)』の店長・志水香代さんに教えてもらいました。

 * * *

パパッと10分でクリーミーな『パングラタン』

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 市販の介護食“シチュー”をパングラタンにアレンジ。濃厚なチーズとクリーミーなソース、やわらかなパンが口の中でとろけます!

 今回使用するのは、市販の介護食『やさしくラクケア やわらかポークのクリームシチュー』(ハウス)。

 具材は歯ぐきでつぶせるやわらかさ。 「このままでももちろんおいしいのですが、パンをプラスすることで腹持ちがよくなります。わざわざおかゆを作ってドリアにするよりも、パングラタンのほうが手間がかかりません」(志水さん、以下同)。

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材料(1人分) 

シチュー(レトルト) 1袋(100g)
サンドイッチ用パン(または8枚切りの食パン) 1枚
牛乳 50g
ピザ用チーズ 10g
粉チーズ 3g

作り方

【1】オーブンを240℃に温める。
【2】チーズを細かく刻む。
【3】パンを一口大にカットする。グラタン皿にパンを入れ、牛乳を入れて浸す。
【4】3にシチューをかけ、チーズと粉チーズをのせる。
【5】チーズが溶けるまで約8分焼く。

【エネルギー】210kcal 【たんぱく質】11.0g 【脂質】11.8g 【塩分】1.2g
※栄養成分は1人分です。

今回のポイント!

チーズは細かく刻み、焦がさないこと

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 溶けるチーズは、そのままのせて焼くと塊になってしまったり、伸びて噛み切りにくくなってしまったり…。

「チーズは先に細かく刻んでおけば、口の中ではりつきません。また、こんがり焼きたくなりますが、焦げ目をつけると表面が硬くなるため、溶ける程度に加熱を」

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 パンは一口大に切ってから牛乳に浸せば、噛まずに舌で潰せるやわらかさに。

「おかゆより実は簡単な主食になります」

レトルトの介護食でレシピを増やすコツ

 シチューはとろみがついているので介護食には利用しやすいもの。ソースとして使えばバリエーションが広がります。

「たとえば、オムレツにかけると、とろみが増して食べやすくなるうえ、たんぱく質をたっぷり摂れるのでおすすめです」

 オムレツは、スクランブルエッグをまとめたもの。マヨネーズと牛乳を少量混ぜるとふんわり仕上がります。卵を使った分、たんぱく質がグンとアップ。オムレツにかけると、商品単体よりも、エネルギーは約2倍、たんぱく質は約3倍に(オムレツ2人分、卵3個分で計算)。

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レシピ提供/『Kamulier』 動画撮影/櫻井健司

 掲載した商品は『Kamulier』で販売しています。また、ワークショップや料理教室は、どなたでも参加ができます。参加申し込みは、HP、電話、または直接店舗まで。 詳しくはhttps://kamulier.securesite.jp/workshop/index.php カムリエ
住所:東京都文京区本郷3-2-15 新興ビル1F
電話:03-3812-6036
営業時間:11:00~19:00(月~土) 定休日:日・祝
ウェブサイト http://www.kamulier-gc.jp

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