2020.01.01    58

西城秀樹さんの闘病・介護…共に歩んだ妻・美紀さんが明かす家族のこと<第1回>

 一昨年5月、惜しまれながらこの世を去った西城秀樹さん(享年63)。同年秋には、妻の木本美紀さんが、これまで伏せられてきた秀樹さんの病状や闘病を支えてきた家族の思いを綴った著書『蒼い空へ 夫・西城秀樹との18年』(小学館)が10万部を超えるベストセラーとなり話題に。

 当初、秀樹さんのファンの人の思いを大切したいと考えていた美紀さんは、出版に際し迷いもあったという。

 しかし、本を読んだ人たちから今も届く“病気でつらいこともあるが、元気をもらえた”“本当の病状を知って改めて秀樹さんの精神力と努力に感動した”等の言葉に触れ、改めて、「私の話が、誰かのお役に立つことがあるのかもしれない」という思いを新たにしたと語る。
 
 このたび、美紀さんに、秀樹さんと共に歩いた日々、特に闘病や介護について詳しくお話を伺うことができた。

 最愛の夫との日々を思い出すことは、まだつらい作業であるはず。しかし、そんな中、美紀さんは、さまざまなエピソードを振り返りながら、一言一言丁寧にゆっくりと話してくれた。

 * * *

介護しているという意識はもっていなかった

 秀樹さんが脳梗塞を起こしたことが初めて報道されたのは2003年のこと。だが、実際は最初の発症が2001年の秋だったことは著書で明かされた。それから17年にわたる秀樹さんの闘病をずっと支えてきた美紀さん。

「介護といわれても、私自身、介護をしているという意識をもったことは一度もありませんでした。例えば、家族が風邪を引いたときに、どうしたら少しでも気分がよくなるだろうかとか、早く治るために何ができるだろうかと考えますよね?秀樹さんにも、いつもそういう気持ちで、その都度、私にできることを続けてきただけなんですよ」

 年子の3人の子どもたちと5人での暮らし。子どもたちが小さいころから、「パパが一番」というのが当たり前の家族だったという。

「パパには焼き魚の骨を取って、身をご飯に載せてあげる。昭和のスターって感じですよね?(笑い)。結婚当初からずっと、そういう風にしてきたので、子どもが生まれた後も、まずパパのお魚の骨を、となるのです。後回しになった子どもたちは、いつのまにか自分で骨を取るようになって。今では、お魚をとても上手に食べるんですよ」

蒼い空への書影

西城秀樹さんの闘病を明かした木本美紀さんの著書は反響をよんだ

 大阪出身の美紀さんは、芸能界とは無縁の生活を送ってきた。スーパーアイドルの元に嫁ぎ、最初は戸惑うことも多かったそうだ。

「私の話す関西弁がキツく聞こえてしまうこともあったらしく、『そういうときには、こんな風に言った方がいいよ』と秀樹さんにしかられたこともあります。言葉遣いだけでなく、おもてなしの基礎や人への気遣いなど、秀樹さんにはいろいろなことを教えてもらいました。芸能界で生きている秀樹さんは、周りの方々にこんなにも気を配っているのだと驚いたことを覚えています。そのお陰で少しずつ、秀樹さんが家で安らげる環境作りを考えるようになったのだと思いますね」

口数が少なくなっても、話しかけ続けた

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  1. カプリース より:

    梅の実さんと同じ気持ちです。
    秀樹さんが残してくれた感動は永遠に輝き続けると思います。
    闘病中もいつも前を向き強い気持ちでステージに立ち続け、夢と感動を私たちファンに下さいました。
    ご家族・スタッフの方々の支えも大きかったと思います。
    お子様達に明るい未来があることを願っています。

    75+

  2. かずみ より:

    美紀さんご自身のお言葉で「ファンの人の思いを大切にしたい」とこの記事の冒頭にもありますね。一昨年のご著書出版に際してのこととありますが、そのお気持ちがおありでしたら、今こそぜひ「闘病介護の話はもうやめてほしい」と訴えるファンの気持ちを大切にしていただけないでしょうか。
    私自身はご著書の出版で病状を明かしてくださったことに感謝しておりましたし、ご家族としてのご苦労にも思いを致してきたつもりです。
    ただ、穏やかに明けた元日早々にこちらの記事を拝見した時の失意は大きいものでした。「もうやめて」という言葉しか見つかりませんでした。あの5月の日の衝撃と悲しみから1年半以上、ご出版から1年以上経ってもまだ、こうしたことが延々と続くと知らされて暗澹たる気持ちにさせられたのは事実です。その挫けそうになる気持ちも、こちらの皆さんの心からの訴えに支えられてこの数日を過ごすことができました。
    闘病のお話、もう十分ですよね? どうぞ秀樹さんを、あの素晴らしく素敵に輝いていた姿に帰してあげてください。そうやって大活躍された時代の方がずっと長かったのですから。本来あるべき場所に、あるべき姿で解放してあげてほしい。心からの願いです。

    336+

  3. 秀樹への思いはひとつ より:

    私もすみれさんと同じ思いです。
    秀樹にとってファンはかけがえのないものでした。大切に思ってくれていました。
    すみれさんが書かれているように、今回の取材はファンに向けたものではないという事、
    このメッセージで助けられた方々がいるのも事実ではないでしょうか。
    何より突然愛する家族を残し旅立った秀樹の気持ちを考えると辛くなります。
    秀樹を悲しませるような投稿はもうやめませんか。お願いいたします。

    114+

  4. わかってください より:

    いまだに、介護秘話・闘病暴露話・・
    故人は、喜んでいるでしょうか?
    秀樹さんは、望んでいるでしょうか?

    314+

  5. 17才から より:

    「西城秀樹の不幸話」
    たまたま目にした大半の方たちには そう映るのです
    私たちは それが悔しくて哀しいのです
    あの美しく 輝いていた姿を思い出すたびに…

    301+

  6. なつのゆーわく より:

    秀樹さんが亡くなられてから熱烈ファンになりました。いろいろな動画を観たりCDを聞き、なんと素晴らしい歌唱力とパフォーマンスなのだろうと恋におちてしまいました。最も身近にいらしたご家族のお話も貴重です。奥様頑張ってください!。

    106+

  7. すみれ より:

    このサイトに目を通してから、ずっと心が晴れません。
    あまりにも心無い書き込みの多さに、驚きとともに悲しい気持ちが渦巻いています。

    そもそもこのサイトは、介護を特集したものです。
    編集に関わった担当の方が美紀さんを選ばれたのでしょう。
    感情の矛先を美紀さんにぶつけるのは筋が違うような気がします。
    美紀さんは、介護だと思っていなかったとお話しされています。
    でも、闘病生活の中で秀樹さんになさってきたことが、
    同じような境遇の方たちの指針や参考になれば、
    との気持ちでお受けしたのだと思うのです。
    共感する方や励まされる方もきっといらっしゃることでしょう。
    そのための特集なのだと思います。
    ファンの皆様への発信ではないのです。

    書き込みの中には、感情の赴くままに書かれたようなご意見が多々ありました。
    ・・・いくら何でも、ここまで断言しますか?
    美紀さんを否定しているとしか考えられません。
    秀樹さんが一生の伴侶として選ばれた方です。
    西城秀樹のDNAを世に残してくださった唯一無二の女性です。
    過酷な日々の生活の中で、明日をも知れない恐怖や葛藤があったかを思えば、
    このような書き込みができる感覚が、私には理解できません。

    18年の結婚生活での、たった1日だけの食事メニューだけで
    批判するのは早計だと思いませんか。
    日々の献立に工夫をこらし努力されていたことは、秀樹さんもお話しされていました。
    著書「蒼い空へ」では、確かに壮絶な場面も記されていましたが、
    文字にはできないもっと厳しい現実があったことは容易に想像できます。
    ご家族だけが知る、底知れぬ絶望感や深い悲しみがあったことでしょう。
    全ての真実が伝えられないことは察しがつきます。
    著書や様々なインタビューでの内容の裏には、
    数十倍、数百倍の私たちが想像すらできない事実があるはずです。
    一面的なことをあたかも全てと捉え、
    攻撃的な姿勢で批判する方々には同調できません。
    心に思うことがあっても他者を気遣う気持ちがあれば、
    自身の心に収めることもできるはずです。
    不特定多数の方が訪れる公共の場に、
    個人を攻撃するような内容を発信することは、
    ある意味いじめとも感じ取れます。
    女性の敵は女性
    まさしくその通りだと・・・

    そして、これらの書き込みがいつかはお子様たちの目に触れることでしょう。
    美紀さんへの批判がお子様たちの心をどれほど傷つけることか。
    残されたご家族の心情は察するに余りあります。
    秀樹さんという大黒柱を失って、一番辛く悲しいのはご家族です。
    どうぞ、これ以上ご家族を傷つけないでください。

    今後このシリーズがどのような過程をたどり、
    美紀さんが何を語るのかは分かりませんが、
    私は目をそらさずに正面から捉えるつもりです。
    亡くなってもなお、どなたかのお役に立てるなんて素晴らしいことではないですか。
    歌手としてだけではなく、全く異なるシーンで秀樹さんが伝えられるのです。
    私は、心から応援したいと思います。

    254+

  8. 若き獅子たち より:

    『めばえ』から始まり『小学一年生』『女学生の友』『CanCam』『Domani』・・・辞典も図鑑もたくさん持っています。私は、今まで小学館様にお世話になっています。お願いします。大好きな小学館様、これ以上、私を悲しませないでください。この連載、御本はやめてください!

    298+

  9. パラサイトラブ より:

    小学館様へ

    この記事を掲載するにあたって、どのように取材されたのでしょうか。
    この記事だけを見ていると、まるで西城秀樹さんの結婚生活は全て介護されていたかのように誤解を生みます。
    西城さんは病におかされていても、ずっと最後まで現役の歌手でした。
    自分の足で立ち、ステージで歌っていました。
    この記事により事実が曲げられて世の中に伝わってしまうのが恐ろしいです。

    360+

  10. 蜃気楼 より:

    歌手として最高峰を極めた人、それが『西城秀樹』さんです。
    介護で語るのはやめて欲しい。
    人の目に触れる活字、写真、映像は出さないでください。
    歌手として頑張った功績を出してください。
    お願いです。

    362+