2018.02.11 |ヘルス   

肩こりの改善にも!押してもむだけの「指ヨガ」

 年末年始の連休など、長い休みで肩こりなどの体調不良を感じる人は多いという。

「寒い季節、長い間体を動かしていないと、筋肉が縮こまってしまいます。私の教室に通っている生徒さんも動きにくくなっていて、普段は180度も開脚できる人が、正月明けのレッスンではできなくなっていることも。普段より心身にゆがみが生じている状態なので、体の不調が起こるのは当然です」

 そう語るのは、ヨガ歴40年、国内外でヨガを指導する龍村修さん。

 そこで龍村さんがおすすめするのが指ヨガだ。

肩こりを改善するという指ヨガとは?(写真/アフロ)

自律神経を正常に保つ健康法「指ヨガ」

 ヨガといえば、広いスペースで、全身を使ってポーズをとっている姿を思い浮かべるが、いったいどんなものなのか。

「指ヨガとは、手の指を回し、手のひらを押すことで体全体の血液循環を促し、自律神経を正常に保つ健康法のこと。もともと東洋医学には『部分即全体』といって、体の『部分』に『体全体』が隠されているという考えがあります。

 体の一部の不調は全体の不調で、体の一部を刺激すれば全身に影響するといわれている。よく知られているものでは、鍼灸や足ツボですね。足ツボと同じように、手にも全身とのつながりを示した図があります」(龍村さん、以下「」内同)

「指ヨガを行えば、冬の間に収縮した筋肉がほぐれるだけでなく血液循環が促されることで肩こり、冷え症の改善も期待できます」

 ポイントは呼吸法だ。ツボを刺激するだけでなく、呼吸に集中しよう。

「全身で行う通常のヨガでは、ポーズをとる時にゆっくり息を吐きますが、指ヨガも同じ。痛くて気持ちいい程度の強さで手を押したりもんだりしながら、息を『ふーっ』と声が出るくらい意識してゆっくり吐いてください。押す時に吐く、もむ力を弱めた時に息を吸う。その繰り返しです。

 できればお風呂の後、手が温まった状態で行うと効果的ですが、基本的にいつ行っても大丈夫。家事や仕事など働く前にやれば、作業の疲れが残りにくいです」

 ただ手を押してもむだけだから、場所も着替えも必要ない。さっそく、肩こりに効果的な指ヨガを紹介します!

肩こり解消

 両手を広げて手の甲側から見たとき、中指の右側が右肩、左側が左肩にあたる。人さし指と薬指の付け根の関節が肩関節に相応する。気持ちいい痛みを感じるくらいの力でマッサージしよう。時間がなければ片手だけでも構わない。

 指回しをすると、肩部の気が動き出して血流がよくなる。人さし指と薬指をそれぞれ左右に10回ずつ、しっかりと回す。 

 人さし指と薬指を、息を吐きながらしっかり反らせる。指は手の甲に対し90度まで曲がるのが理想だが、無理しないこと。各3回。

 人さし指と薬指の付け根あたり、関節の内側、外側、指の間などを指圧し、より痛みを感じるところを重点的に刺激する。

イラスト/とげとげ

※女性セブン2018年2月1日号


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