2018.02.17 |暮らし   

普通のこと普通にできる住まいを目指す介護付有料老人ホーム<後編>

大島ケアハートガーデン

 介護付有料老人ホームには様々なタイプがある。雰囲気や内外装がホテルライクなところ、アットホームなところ…。そして入居し、生活するための費用もそれぞれだ。

開設から10年経つがよく手入れされている「大島ケアハートガーデン」

 東京都江東区にある「大島ケアハートガーデン」は温かみのある家庭的な雰囲気が特長。つくりやコンセプトはもちろん、10年の積み重ねこそがその雰囲気を作り上げているという印象を持った。ここで5年以上過ごしている入居者、そしてスタッフが多く、落ち着いた運営がされていることがよくわかる。

→この記事の<前編>を読む

花が飾られ明るく清潔感のあるエントランスホール

「普通の暮らし」を実現するための細やかな配慮

 高齢者向けの施設を選ぶ際に重要なのは、まず現在の介護や生活上の悩みが解決されるかどうかだ。それに加えて、今後考えられる心身の状態の変化に対応可能かどうか。さらに、最期をどのようにして迎えるかまで見極めた上で入居を決めたい。そのために必要なのが、運営側と事前にしっかりと話し合うこと。話し合う際には、何を重視するのかを明確に描いておくことが重要だ。介護の手厚さ、生活の自由度、食事、リハビリ、看取り…など一人ひとり考え方が違うので、そこを運営側にしっかりと伝えたい。

介護用電動ベッドや収納家具も備え付けの居室面積は20平方メートル

「見学にいらした方には、最初に『どう暮らしていきたいか』を聞きます。入居の前にそこをいかに擦り合わせるかが重要です。ここでどう過ごしたいのかを、お互いにしっかりと確認します。食事のことなどそれぞれの趣向があると思いますが、こちらは人手を厚くして願いをより実現できる環境をご用意しています。ハードが豪華だったり、ICTを駆使されている老人ホームもたくさんあると思いますが、ここは『普通の暮らし』ができることがコンセプトです」(運営会社である「三菱電機ライフサービス」の前田秀顕さん)

 前田さんの話す通り、最先端のテクノロジーをふんだんに使っているわけではなく、内外装も豪華にしてはいないが、手厚い人員配置をすることで自宅にいたときのような生活ができるよう細やかな配慮がされている。もちろん機械浴の設備や居室の介護用電動ベッド、ナースコールなど必要なものは揃っている。

各居室のトイレは出入り口が広くとられているので車椅子でも不自由ない

機械浴の設備も完備

 普通の暮らしへのこだわりは食事の場でも見られる。料理は1階の厨房で作られ各階に上げているが、ご飯と味噌汁は各フロアの食堂とキッチンでよそっている。ご飯と味噌汁のにおいが食欲をそそり、まるで自宅で過ごしているかのような雰囲気で毎日の食事を楽しめるのだ。

家庭の食卓のような雰囲気は食欲を増し、健康維持にもプラス

看護師が24時間常駐し看取りまで対応

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