2018.03.18 |暮らし    2

猫が母になつきません 第88話 「つかえる」

骨折してからというものハンズフリー松葉杖を筆頭に、骨にいいサプリメント、腰や膝のサポーター、入浴用のギプスの防水カバー、足を上げて座ることができる椅子、低周波治療器などなど、様々なものを購入。最初の3週間はとにかく痛くて、少しでもはやく治したい、楽になりたい、という気持ちが私をネット通販でポチりまくらせていたのです。結局使わなかったものもありましたが、これ使えるなと感じたのは介護にも役立ちそうなものばかり。母が腰の圧迫骨折したときには痛みがあまりなかったためにコルセットさえ拒否され、何をどうすればいいのかわからなくてベッドでも買おうかと考えたこともありましたが、小さい工夫アイテムが意外と「使える」んだなと思いました。

【作者プロフィール】
nurarin(ぬらりん)/東京でデザイナーとして働いたのち、母とくらすため地元に帰る。典型的な介護離職。モノが堆積していた家を片付けたら居心地がよくなったせいかノラが縁の下で子どもを産んで置いていってしまい、猫二匹(わび♀、さび♀)も家族に。

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【この連載のバックナンバー】

第1話  「しらない」
第2話  「かたづけ」
第3話  「みかく」
第4話  「うめぼし」
第5話  「パソコンその1」
第6話  「パソコンその2」
第7話  「ない!」
第8話  「猫と母」

第9話  「けいたいでんわ」
第10話  「こっせつ その1」
第11話  「こっせつ その2」
第12話  「こっせつ その3」
第13話  「カルシウム」
第14話  「バイリンガル」
第15話  「すれちがい」
第16話  「ひとりじめ」
第17話  「かたおもい」
第18話  「ながでんわ」
第19話  「なぜここに」
第20話  「メメントモリ」
第21話  「きかない」
第22話  「スイートコーン」
第23話  「モシモシ?」
第24話  「いる!」
第25話  「ねがいごと」
第26話  「でまかせ」
第27話  「あかない」
第28話  「けいたいしない」
第29話  「できる」
第30話  「かくしんもてない」
第31話  「かくしんもって」
第32話  「こぐんふんとう」
第33話  「おさつ」
第34話  「しめる」
第35話  「ねむれない夜」
第36話  「怪談」
第37話  「そうじ」
第38話  「タイマー」
第39話  「かぎ」
第40話  「ねこにこばん」
第41話  「なつかない」
第42話  「けさないで」
第43話  「ふとん」
第44話  「さび」
第45話  「じかせい」
第46話  「おなかすいた」
第47話  「茶トラ」
第48話  「かえして」
第49話  「むかで」
第50話  「むかで─猫の場合─」
第51話  「今年もうめぼし」
第52話  「わびのごはん」
第53話  「ほんやく」
第54話  「さびのブラッシング」
第55話  「がいしょく」
第56話  「しょうじ」
第57話  「こけ」
第58話  「だかれる」
第59話  「茶トラ-その後」
第60話  「もちかえる」
第61話  「ひとりあそび」
第62話  「ハマる」
第63話  「ひみつへいき」
第64話  「にそくほこう」
第65話  「おどかしたい」
第66話  「やめない」
第67話  「かいたい」
第68話  「ねむりたい」
第69話  「あまもり」
第70話  「さびのごはん」
第71話  「うちまちがい」
第72話  「おなじです」
第73話  「ひっつき虫」
第74話  「あそんであそんで」
第75話  「ぶっとばす」

第76話  「メリークリスマス」

第77話  「おとしだま」
第78話  「ぶっとばしてみた」
第79話  「やっちまった」
第80話  「にげられる」
第81話  「むしして」
第82話  「ストレスはっさん」
第83話  「毎日アクロバット」
第84話  「しはんせいき」
第85話  「せいする」
第86話  「やぶる」
第87話  「ひじょうじ」
第88話  「つかえる」
第89話  「あける」
第90話  「立つ」
第91話  「はる」
第92話  「ちらかす」
第93話  「グルーミング」
第94話  「とまる」
第95話  「るーてぃーん」
第96話  「つかまえる」
第97話  「季節のめぐみ」
第98話  「しゃしん」
第99話  「ゆめ」
第100話「続・今年もうめぼし」
第101話「まだまだうめぼし」
第102話「ゆずれない」
第103話「ストップ再利用」
第104話「きづかれる」
第105話「いま?」
第106話「あっというま」
第107話「のまない」
第108話「つけない」
第109話「つかない」
第110話「ドライブスルー」
第111話「るすでん」
第112話「リフォーム」
第113話「かいかえる」
第114話「ピンク!」
第115話「足元注意」
第116話「にらまれる」
第117話「さがしもの」
第118話「こっせつ_その後」
第119話「はかない」
第120話「猫の手」
第121話「やればできる」
第122話「あっとうされる」
第123話「おしまくる」
第124話「ゆだんする」
第125話「いただく」
第126話「たべない」
第127話「いるやつ」
第128話「さむい」
第129話「きこえてる?」
第130話「いぞんする」
第131話「はいらない」
第132話「おかないで」
第133話「つける」
第134話「はなせる?」
第135話「あじみする」
第136話「きになる」
第137話「すいてた」

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▶コメント

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  1. nurarin より:

    作者のnurarinです。

    >>イチロウさん
    私は通勤がないのでイチロウさんに比べればだいぶ楽ですが、
    私も病院で見ず知らずの方に「大変ですねぇ」と声をかけていただいたり
    スーパーで使い終わったカートを返そうとしていたら女性が走って来て
    かわりに返してくださったり、ケガをしたからこその体験があって
    あらためて「人には親切にしよう」と思うのでした。

    1+

  2. イチロウ より:

    骨折すると生活の何もかもに困るんですよね~。 

    私の場合は、母は既に居ない折でしたので、自分のみ困っただけでしたが、長男猫が腎臓病に罹患して数年経過した時でしたので、朝夕の投薬と体調管理に神経を使いました。

    兎に角、仕事を数日休んだだけなのに、上司がお見舞いに来られて恐縮しましたが、お見舞いでは無くて、出勤の催促のようにも思った次第でした。

    松葉杖をついて駅まで行くのにどれ程の時間を要したのか、今では、忘れましたが、JRの駅がどれ程に遠いのか、と恨めしかった程でした。 乗車すると、松葉杖を観た乗客がすかさず席を譲って下さるので助かりました。 それもヤンキーのような若い男性が、素早く席を譲って下さるので姿形で人を見るのはいけないな、と感じ入った次第でした。

    松葉杖をついての通勤に役だったのは、自分の趣味の山行につかうディパックとトレッキング・シューズでした。 バッグには、私物の色々と取り換え用薬剤等を入れて背負い、両手は松葉杖専用にするのでした。 

    靴は、一般の紳士用では無く、山行用の頑丈で、長靴のように脚に沿って固定する形のものでした。 骨折部が悪化するのを防ぐためでした。 踝の近辺を折ったからです。 外科の先生に依りますと、スキーをする人が良く折る箇所だそうでした。 私はスキーをしませんが。

    外科の専門医の助言で、色々と足・脚の補助具(サポーター)を買いました。 それらは、今では、近郊の山へ行く時に使っています。 一度、折った箇所は、また折る確率が高いからです。

    因みに、猫は、骨折しないそうです。 でも、長男猫が老いて階段を上がる時には、心配でした。 年老いても二階においた猫トイレに通うので心配して、何時しか階下にもトイレを置いたのですが、二十年近く通い慣れたトイレに通うのでした。 

    1+