2020.09.06   

猫が母になつきません 第217話「がまんする」

猫は勘がいいので何か嫌なことがありそうだと思うとさっと逃げてしまいます。なので、さりげなく近づいて後ろから捕獲。捕まえてしまえばあとは楽なもの。私が用意しておいた目薬を手にすると、さびは暴れることもなく覚悟を決めたように目をつむり前脚をぎゅーっとしてさし終わるのを待ちます。我慢している姿がかわいくて笑ってしまう。わびは私のすることはすべて疑問なく受け入れるのでまた別腹のかわいさ。うちで一番我慢できないのは母ですが、父が亡くなってからというもの諌める人がいないのでタガが外れ、勝手気儘というか、得手勝手というか、遠慮会釈ないというか、傍若無人というか…。言葉を選びすぎてつい四文字熟語に(汗)。以前は我慢していただけで実はこれが素(オリジナル)なのか?と思うとちょっと怖い(笑)。我慢というのは何もしないことではなくて、すごく力を使って行動することなのだ、と最近わかりました。

前の話を読む ▶次の話を読む

作者プロフィール

nurarin(ぬらりん)/東京でデザイナーとして働いたのち、母とくらすため地元に帰る。典型的な介護離職。モノが堆積していた家を片付けたら居心地がよくなったせいかノラが縁の下で子どもを産んで置いていってしまい、猫二匹(わび♀、さび♀)も家族に。

この連載の一覧へ!

→第1話を読む
→第100話を読む
→第200話を読む

●ケアマネジャーとうまくつき合うには…いいケアマネって?|訪問看護師がアドバイス

●認知症の母と笑顔でお別れ…コロナ禍の介護帰省を振り返る

●初めての介護|介護はいつから?タイミングを見逃さない7つのチェックポイント

コメントが付けられるようになりました▼

この記事が役に立ったらシェアしよう

  •  

▶コメント

※編集部で不適切と判断されたコメントは削除いたします。
※寄せられたコメントは、当サイト内の記事中で掲載する可能性がございます。予めご了承ください。