公開日:2020.12.04   

コロナ禍で会えない孫にお年玉を送る方法3選|キャッシュレス、プリペイド、あと1つは?

 お年玉を孫にあげたいけれど、コロナ禍で会えないかもしれない…。年末年始の帰省を控える人が増える中、お年玉のキャッシュレス化に注目が集まっている。お正月まで残すところ1か月、離れて暮らす孫にお年玉を渡す3つの方法を、ファイナンシャルプランナーの大堀貴子さんが伝授。

スマホでお年玉を送るシニアのイメージ写真

今年はキャッシュレスで孫にお年玉を送ってみる?(写真/GettyImages)

1.コロナ禍で注目のキャッシュレスお年玉

 離れて暮らす孫にお年玉をあげるなら、キャッシュレスが便利だ。スマホの保有世帯は8割を超え、固定電話を上回る時代。SNSの利用状況は、50代で7割、60代でも5割を超えている※。最近はスマホを活用しはじめたというシニアも多いのではないだろうか。

※総務省 令和元年通信利用動向調査より
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/200529_1.pdf

 また、コロナ禍におけるキャッシュレスお年玉に対する調査※によると、半数以上が賛成しているという結果も。

キャッシュレスお年玉に賛成かのグラフ

キャッシュレスでお年玉を送ることが、認知され賛成が年々増えている

キャッシュレスお年玉にする理由を集計したグラフ

キャッシュレスお年玉をあげる理由は、衛生面や帰省自粛が上位に

※出典/ファイナンシャルアカデミー「コロナ禍のキャッシュレスとお年玉に関する意識調査」子どもがいる男女300名を対象としたインターネット調査より。https://www.f-academy.jp/

 お正月まで1か月切っている。これを気にキャッシュレスお年玉について検討してみてはいかがだろうか。

→孫へのお年玉、いくらあげる?関東と関西多いのはどっち?

キャッシュレスでお年玉を送るには?

 では実際にキャッシュレスお年玉を送るには、どんな方法があるのか?

 前述の調査は、で「キャッシュレスでお年玉」の手段として、以下のようなものが上位に挙がっている。

・スマホQR決済 (PayPay・LINE Payなど)(19人)
・プリペイド型電子マネー (nanaco・WAON・楽天Edyなど)(14人)
・交通系ICカード (Suica・PASMO・PITAPAなど)(11人)
・図書カード(6人)
・QUOカード(4人)
・デビットカード(1人)
・その他(1人)

 キャッシュレスでお金を送金するには、銀行で現金を振り込む、または、スマホのQR決済など電子マネーを利用して送金を行うことになる。

 なお、電子マネーで孫にお年玉を送金するには、受け取る側の孫(または親など)も電子マネーやQRコード決済などを利用している必要がある。

 お年玉を送る“電子マネー”には、d払い、LINE Pay、PayPay、楽天Payなどがある。ここでは、LINEを使った方法を紹介する。

LINE Payを使ってお年玉を送ってみよう

 銀行口座を登録してチャージしておけば、残高から友だちにLINE Payを送金できる。友だちに登録していない場合でも、銀行口座に直接振り込むこともできる。

1.<ウォレット>を選ぶ

LINEの右下にある<ウォレット>→「LINE Payをはじめる」をタップし、規約に同意

2.銀行口座を登録しチャージする

LINE Payの送り方

(左)銀行口座を登録し、LINE Payの残高にチャージする

3.送金する

(左)<送金>をタップし、(右)「LINEで送金・送付」から<送金・送付>を選ぶ。銀行口座に振り込む場合は、「口座に振込」から<送金>をタップして口座情報などを入力する

4.送り先を選択して金額を入力

友だち(送り先の孫)を選んで金額を入力し、メッセージが必要なら入力。最後に<確認>を押すと送金される

2.キャッシュレスは無理な人…現金でお年玉を送る

 前述の調査では、2021年のお年玉を「現金であげる」が72%、「キャッシュレスであげる」が9%、「あげない」が19%となっており、まだまだ現金需要は多いようだ。

お年玉の写真

お年玉は”現金派”もまだまだ多い(写真/GettyImages)

 キャッシュレスお年玉がまだハードルが高いという人は、現金でお年玉を郵送するのが一番手軽な方法だ。

 ただし、現金を普通郵便で送ることは郵便法17条で法律違反となるため、現金を送るときは、「現金書留」を利用しよう。現金書留なら万が一届かないなどの損害があったときに実損を賠償する損害賠償保障が付加されているので安心だ。

 また、休日・祝日の配達、配達日と時間帯を指定して送付することも可能なので、元旦に届けることもできる。

■必要なもの

・お金(ご祝儀袋やお年玉袋に入れてもOK)
・現金書留用の封筒 1枚21円
現金書留用の封筒に入らない場合は自分で用意してもOK。普通の封筒を利用する場合には「現金書留」と赤字で記載する。

■送料

・定形郵便物(25gまで)の送料84円
・現金書留料金
損害賠償額1万円まで435円、5000円ごとに+10円(上限50万円)

■送り方

1.専用封筒を購入し、封筒の中に、お金またはお年玉袋を入れてのり付け、表面に記載
2.上ふたのところに3カ所割り印かまたはサイン
3.郵便局窓口にて送付、中に入れた金額を申し出る
現金書留は日本のお金、お札、小銭を送ることはできまるが、外貨、プリペイドカードなどは送ることができない。

→年始の挨拶・訪問マナー|おせちの食べ方、お年玉の相場、訪問時間、お年賀の渡し方…

3.プリペイドカードや商品券でお年玉を送る

 プリペイドカードは、もともと決められた金額、もしくは事前にチャージした金額分の買物ができるカードのことだ。『QUOカード』などの使い切り型が利用しやすいだろう。

 最近では、コンビニやスーパーなどでは、レジの付近にAmazonギフト券、楽天スーパーポイントなどネットショッピングで利用できるカードの他、ゲームに利用できるカードなども販売されているので、お年玉として利用するのもいいだろう。

 一方、商品券は大型のスーパーやデパートに行かないと購入できないことが多いが、JCBギフトカードはインターネットまたは電話で購入することができ、配送してくれる。ただし、銀行振込が必要で、発行手数料はインターネットだと440円、電話だと814円かかる。

※参考/JCBギフトカードのインターネットでのご注文について|JCBカード
https://www.jcb.co.jp/voucher/gift-card/pop/online-order.html

 なお、プリペイドカードや商品券を郵送するには、一般書留、簡易書留で送る必要がある。
一般書留、簡易書留の送り方は以下の通りだ。

■用意するもの

・プリペイドカード、商品券

■送料

・定形郵便物(25gまで)の送料84円
・簡易書留送料320円または一般書留435円
なお、簡易書留は引き受けと配達時点の記録・賠償額は5万円まで、一般書留は引き受けから配達まで一連を記録、実損を賠償)

■送り方

1.プリペイドカード、商品券を入れた封筒を用意する
2.書留・特定記録郵便物等差出表を記載
3.郵便局窓口にて送付

※参考/商品券・プリペイドカード等の金券は現金書留で送らなければなりませんか? – 日本郵便 (japanpost.jp)
https://www.post.japanpost.jp/question/644.html

→マネー記事シリーズ一覧を見る

文/大堀貴子さん

ファイナンシャルプランナー おおほりFP事務所代表。夫の海外赴任を機に大手証券会社を退職し、タイで2児を出産。帰国後3人目を出産し、現在ファイナンシャルプランナーとして活動。子育てや暮らし、介護などお金の悩みをテーマに多くのメディアで執筆している。

●女優・藤田弓子さんの食生活を拝見|元気の秘密は黒いあの食材…

●風邪を引けない人の”入浴法”…温冷交代浴、湯船で代謝も幸福度もUP!?

●老人ホームの恋愛事件簿|高齢者の恋と性の切ないエピソード

コメントが付けられるようになりました▼

この記事が役に立ったらシェアしよう

  •  

▶コメント

※編集部で不適切と判断されたコメントは削除いたします。
※寄せられたコメントは、当サイト内の記事中で掲載する可能性がございます。予めご了承ください。