2018.06.13 |ヘルス   

要支援・要介護の原因「骨折・転倒」をしないために!あなたの骨の健康度チェックテスト

 あなたの骨は健康か? 下のチェックリストでまずは確認してほしい。

閉経後は骨がもろくなる!自覚症状がないので要注意

「女性は閉経を迎えると、女性ホルモンが急激に減る影響で骨密度も激減。骨粗しょう症になるリスクが高まります」と言うのは、国立国際医療研究センター病院整形外科第二整形外科医長の宮本恵成さん。

「骨は常に古い骨を壊し、新しい骨を作るという、新陳代謝を続けて、生まれ変わっています。女性ホルモンには骨を壊す破骨細胞の働きを抑えて、骨量を維持する作用があるため、女性ホルモンがしっかり分泌されているうちは、骨の健康もキープできます。ですが、この分泌が低下すると、骨を作るよりも骨を壊すスピードが上回り、骨がもろくなるのです」(宮本さん・以下同)

 やっかいなのは、骨がもろくなっても自覚症状がないため自分では気づかないことだ。

「骨密度が低くなったり、骨粗しょう症になっても、特に自覚症状はありません。転倒して骨折をして初めて気づく人も多いんです。骨がもろくなると、ちょっと転んだだけでも骨折しやすくなります。また、気づかないうちに背中の骨がつぶれる圧迫骨折をしていることも。60才を過ぎたら気をつけて」

 圧迫骨折の場合、背骨の1つが骨折すると周りの骨にも負担がかかり、連鎖的に骨折を起こしやすくなる。

「股関節にある大腿骨を骨折すると、普通に歩いていた人が杖なしでは歩行できなくなるなど、回復しても歩く能力を取り戻せなくなるケースが多いんです」

骨折、転倒は要支援・要介護の原因になる

 厚生労働省の『平成28年国民生活基礎調査』で、要支援・要介護になった原因の12.1%が、骨折・転倒によることが明らかになったが、骨折がきっかけで寝たきりになってしまうこともある。

 さらに、認知症予防協会によると、寝たきりになると認知症を発症・進行させるリスクが高くなるという。

「骨量は20~30才をピークに、その後は徐々に減少するので、若い人はその間に骨量を増やしておくことが予防のポイントです」

 とはいえ、骨は日々代謝しており、一般的に骨が生まれ変わる期間は約5か月、全身の骨が入れ替わるのに約3年かかるといわれている。40才を過ぎていても、日々の努力で骨を強くすることは可能だ。

「骨粗鬆症の治療は、食事や運動などの生活習慣の改善、薬を組み合わせて行いますが、骨粗しょう症になる前に、骨を強くする食事と運動を行う習慣を身につけましょう」

 老後を健康に過ごすためにも、気になる人は医療機関で骨密度を一度検査してみるのもおすすめだ。

※女性セブン2018年6月14日号

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