2018.07.01 |暮らし    7

猫が母になつきません 第103話 「ストップ再利用」

レベル1:ありとあらゆるビニール袋、紙袋、包装紙。空き瓶や空き箱。このへんは普通。問題は量。レベル2:使用済みの割り箸、竹串、紙コップ。他人が使ったものでも洗ってとっておこうとする。使い捨てという本来の存在意義を全否定。レベル3:使用済みのティッシュ。すぐそばにゴミ箱があるのに母のまわりにはいくつものまるめたティッシュが…。「まだ使える」と言うのですが、だったら何個もあるのおかしいだろー! すべてに共通するのは、とっておくわりには使わないということ。どんどんたまっていくので、あきらめてもらうために再利用できないよう破壊してから捨てます。「もったいない」は日本人の美徳…わかります。でも私にとって「もったいない」はとてもやっかいで疲れます。

→この連載の一覧へ!

【作者プロフィール】
nurarin(ぬらりん)/東京でデザイナーとして働いたのち、母とくらすため地元に帰る。典型的な介護離職。モノが堆積していた家を片付けたら居心地がよくなったせいかノラが縁の下で子どもを産んで置いていってしまい、猫二匹(わび♀、さび♀)も家族に。

前の話を読む   ▶次の話を読む

【この連載のバックナンバー】
第1話 「しらない」
第2話 「かたづけ」
第3話 「みかく」
第4話 「うめぼし」
第5話 「パソコンその1」
第6話 「パソコンその2」
第7話 「ない!」
第8話 「猫と母」

第9話 「けいたいでんわ」
第10話 「こっせつ その1」
第11話 「こっせつ その2」
第12話 「こっせつ その3」
第13話 「カルシウム」
第14話 「バイリンガル」
第15話 「すれちがい」
第16話 「ひとりじめ」
第17話 「かたおもい」
第18話 「ながでんわ」
第19話 「なぜここに」
第20話 「メメントモリ」
第21話 「きかない」
第22話 「スイートコーン」
第23話 「モシモシ?」
第24話 「いる!」
第25話 「ねがいごと」
第26話 「でまかせ」
第27話 「あかない」
第28話 「けいたいしない」
第29話 「できる」
第30話 「かくしんもてない」
第31話 「かくしんもって」
第32話 「こぐんふんとう」
第33話 「おさつ」
第34話 「しめる」
第35話 「ねむれない夜」
第36話 「怪談」
第37話 「そうじ」
第38話 「タイマー」
第39話 「かぎ」
第40話 「ねこにこばん」
第41話 「なつかない」
第42話 「けさないで」
第43話 「ふとん」
第44話 「さび」
第45話 「じかせい」
第46話 「おなかすいた」
第47話 「茶トラ」
第48話 「かえして」
第49話 「むかで」
第50話 「むかで─猫の場合─」
第51話 「今年もうめぼし」
第52話 「わびのごはん」
第53話 「ほんやく」
第54話 「さびのブラッシング」
第55話 「がいしょく」
第56話 「しょうじ」
第57話 「こけ」
第58話 「だかれる」
第59話 「茶トラ-その後」
第60話 「もちかえる」
第61話 「ひとりあそび」
第62話 「ハマる」
第63話 「ひみつへいき」
第64話 「にそくほこう」
第65話 「おどかしたい」
第66話 「やめない」
第67話 「かいたい」
第68話 「ねむりたい」
第69話 「あまもり」
第70話 「さびのごはん」
第71話 「うちまちがい」
第72話 「おなじです」
第73話 「ひっつき虫」
第74話 「あそんであそんで」
第75話 「ぶっとばす」

第76話 「メリークリスマス」

第77話 「おとしだま」
第78話 「ぶっとばしてみた」
第79話 「やっちまった」
第80話 「にげられる」
第81話 「むしして」
第82話 「ストレスはっさん」
第83話 「毎日アクロバット」
第84話 「しはんせいき」
第85話 「せいする」
第86話 「やぶる」
第87話 「ひじょうじ」
第88話 「つかえる」
第89話 「あける」
第90話 「立つ」
第91話 「はる」
第92話 「ちらかす」
第93話 「グルーミング」
第94話 「とまる」
第95話 「るーてぃーん」
第96話 「つかまえる」
第97話 「季節のめぐみ」
第98話 「しゃしん」
第99話 「ゆめ」
第100話 「続・今年もうめぼし」
第101話 「まだまだうめぼし」
第102話 「ゆずれない」

コメントが付けられるようになりました▼

この記事が役に立ったらシェアしよう

  •  7

▶コメント

※編集部で不適切と判断されたコメントは削除いたします。
※寄せられたコメントは、当サイト内の記事中で掲載する可能性がございます。予めご了承ください。

  1. イチロウ より:

    ゴミ屋敷は、地域で住民間の紛争に発展することがあります。 それで何が困るのか、と言いますと、第三者の眼には「ゴミ」と見えても、所有権を有する人が否定されると、客観的に「ゴミ」と定義出来ないのです。 従って、第三者、例えば地方自治体が撤去しようとしますと、可成り難しい法律上の紛争になります。

    今では、全国にゴミ屋敷があり周辺の住民がお困りです。 一番、困っているのが親戚縁者であるのは間違いがありません。

    ゴミ屋敷問題の元になるのは、当該ゴミの所有権を有する人が精神の異常を来していることが多いです。 其処が発火点になり、周辺のゴミ捨て場に化した家なり土地が何処にでも見られます。

    私の住む大阪でも、五、六十年前からゴミ屋敷化した大きな屋敷が点在していますが、殆ど解決していません。 ゼロでは無く、たまに更地になる場合もありますが。 ただ、少子高齢化社会になり、空き家が増えていますので、ゴミ屋敷も増えると思われます。

    半ゴミ屋敷の住人は、環境問題の悪化により、ゴミを簡単に捨てられない社会が来る前に生前整理をしなければ大変な作業を覚悟することになる、と言う事実を見なければならないのです。 

    それは、ゴミの分別です。 既に、地方自治体は廃棄物分別収集をしていて、何でもゴミ収集してくれない時代なのです。 今では、家庭ゴミ、資源ゴミ、埋め立てゴミ、等と分別してからでなければ収集してくれない自治体が殆どになっています。 更に、粗大ゴミは、有料制になっている処も増えています。 将来的にはゴミを捨てられなくなるかも知れません。 実際に、私の住む地方では、衣類、紙、等は、毎月一度の「リサイクルの日」に出さなければなりません。 それらは有価物とされていて「ゴミ」では無い、と私の住む地方自治体は言うのです。 従って、収集に来るのもリサイクル業者です。

    私は、今の中に生前整理しなければならない、と焦る日々です。 既に、昨年には、百数十箱の書籍、専門雑誌を処分しましたし、本年には、古着等数十箱も捨てました。 でもまだまだ残っています。 心安らかに老いるには身辺を整理整頓しなければなりませんから頑張ります。 愛猫の写真のみ残ればそれで良いのです。 額縁に入れた愛猫の写真を観ながら死ねれば最高ですから。

    7+

  2. くま より:

    どうしましょう
    私も再利用しないのにとっておいちゃいます
    瓶もハコも スプーンも
    あああ

    0

  3. Nurarin より:

    うちは母の「捨てられない、片付けられない」が高じて家がゴミ屋敷化、生活が混乱して精神的にも不安定になったことが介護生活の始まりでした。しかし快適な環境を取り戻した今ではゴミ屋敷のことは母の記憶から完全に抹消されていて、私のことは「東京から戻ってきた娘が実家でやっかいになっている」くらいに思っています(笑)。
    ゴミ屋敷化が始まったのは父の死後。家が片付いていないと大事な物もどこにあるかわからなくなり、人に盗られたと思い込むようになり、実際に警察に届けたりもしていました。あのまま生活していたら今ごろ完全にボケていたのではないかなと思います。
    母はあらゆるものを「捨てる」という決断ができなくなっています。最近はお風呂の残り湯で手洗い洗濯した後のたらいに残った汚水がどうしても捨てられないみたいです(ノ_<)。

    6+

  4. ブレンダ☆ より:

    私の西太后な母は、自分の不要品(ほとんど新品)を私に下賜します。私はそれらをありがたく頂戴し、大事に着たり使っていますが、当の西太后は下賜したことを忘れるらしく、「どーして不要品がまだここに?」と思うらしく、取り込んだ洗濯物が廊下に放置されている中から、下賜品を見つけ、二度と使用出来ないようにわざわざ裁断してゴミ箱に入れてしまいます。私がそれは今は私のものだと抗議すると「そうだった?捨てた物が何でまだあるのかと思った」と言います。
    部屋着はほとんど西太后様からの下賜品(ユニクロ)でまかなっていますが、たまに捨てらることがあるのが悩みです。
    捨てられたって思わず、探しますから。

    6+

  5. さくら より:

    少し前にこちらのサイトと出会い、それ以来ぬらりんさんの大ファンになりました。私も父の介護を経験したので、とても共感いたします。あの頃に出会っていれば、もう少し父に優しくできたかも…。
    猫も飼っているので、共感がいっぱいです(^^♪
    日曜日が待ち遠しくてたまりません♡

    6+

  6. mimitsuko より:

    親子とはいえ,価値観は人それぞれ。
    もったいない・ムダ・いる・いらない・・・
    価値観の異なる相手と一緒に
    なんとか心の折り合いを付けながら暮らしていくことは
    けっこう難しかったり,やるせなかったり,憤懣やる方なかったり,
    時々自分が嫌になったり,
    だけどちょっと可笑しかったり,
    いろんな思いがありますよね。

    お母様への思いを,シンプルでやさしい絵と かざらない文章で 
    おもしろく 時にスルドク 表現されるnurarinさんに
    あるある! まさにそうなんよ!  
    いつも共感しながら
    そして,お母様との暮らしを大切にしていらっしゃる
    nurarinさんの優しさをいっぱい感じながら
    読ませていただいています。

    これからも更新楽しみにしています。

    3+

  7. nori より:

    我が家は、先月6月で還暦を迎えた私と今月7月還暦を迎える妻、たれ耳うさぎの長老2代目ポンタ、それと末っ子のマルチーズ オクラの2人と2匹の家族です。
    つい最近、介護ポストセブンを知り、中でもnurarinさんの漫画とコメントを楽しみに拝見しています。
    ところで、老々介護に近づいてる私達は、最近、お互いどちらが先にボケるのか、ボ
    ケても自覚がないので気付かないのではと会話しながら笑っています。しかし、本当
    にボケたら怖いですよね。ボケてるかどうか判断できる簡単なテストは無いのでしょうか。

    9+